紫の館の幻惑
- 幽霊 (229)
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<ゴーストハンター>シリーズの最新作。まえがきで「アッパー系」とありますが、本作は倉阪作品には珍しい映画的活劇があります。吸血鬼原理主義者が起こした新興宗教「卍卍教」に送り込んだスパイの消息を確かめるために乗り込むゴーストハンター、黒川、山田。そこで教祖紫堂大天との“本物の死体を使い、命をかけた”推理ゲームに挑む…。新興宗教の描写はホラー作家の面目躍如という感じ(巧い、というより、たんに私が好きなだけでしょうか?)。ミステリとしてのロジックは特殊な状況だけに提示されるデータが少ないこともあって、結構きわどいですが、本作は本格ミステリというより、冒険小説、伝奇小説として読むのがベターなのかもしれません。倉阪ファンなら楽しめることは間違いないのですが…。 | ||||
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ゴシック小説を巧まざるユーモアを交えて描くことに関しては、作者の右に出る者はいないだろう。このシリーズが、オフビートのゴシック小説にしてオフビートの本格ミステリの位相を維持していることに素直に脱帽する。本作においては、もうちょっと現場一帯の見取り図を丁寧なかたちで示してくれた方が、トリック開示の段で分かりやすかったように思うが、うぁっはっはとばか笑いできる豪快さ。 そして最後には誰もいなくなった。鳥飼否宇『太陽と戦慄』に匹敵する爆裂さ。探偵小説にテロ本格というジャンルができつつある? ミーコ姫は、ハイデガー風に言うと自己‐外‐存在といったところか。 | ||||
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無駄な設定に無理やりな展開。キャラは立っているので、なんとか最後まで読めるものの、よくもまあ、これを出版したものだというのが素直な感想。一言で言えば、同人誌のパロディ漫画のレベル。 | ||||
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