殺されたい人、この指とまれ
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
殺されたい人、この指とまれの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作を含むミステリ11編を集めた短編集です。奇抜な発想と人を煙に巻くような技巧派で知られる作者だけあって、コミカル色の強い「不肖の弟子」、酔えば酔うほど強くなる酒乱の私立探偵 仁礼達也の活躍するハードボイルド小説「グラスに落ちた蝿」他2編、トリッキーな本格「殺されたい人この指とまれ」などバラエティ豊かな、しかも一筋縄ではいかない作品が並んでいます。収録作全作に共通しているのが、女性が重要な役割を果たしているということ。性悪女、能天気な女、悪女、裏切られた女、裏切る女等々、いろいろなタイプの女性が犯罪に関わっているのですが、この女性たち、どれも画一化した同じ容貌の女性にしか見えず、いまひとつ魅力に乏しいのが残念です(これは本作に限ったことではないのですが)。もちろんこれは個人の好みの問題で、都筑道夫の描く女性がたまらなく好きだという人もいるでしょうが。この欠点があるにしても、読んでみる価値は充分にあると思います。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|