(著)】【(監修)】【(企画・原案)

吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2023年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数30回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴 (第1巻) (奇想天外の本棚)

    2023年03月27日 吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴 (第1巻) (奇想天外の本棚)

    雹と雨と雷鳴の狂乱とも形容すべきすさまじい嵐の夜、没落した名家バナーワース家の館の一室で眠るフローラは、ふと得体の知れない何者かが窓を破って部屋に侵入しようとしていることに気づく。恐怖で凍り付き、四肢を硬直させ、「助けて」とつぶやくことしかできないフローラが目にしたのは、血の気のない蒼白な顔、磨かれたぶりきのような目、深く裂けた唇、そしてぞっとするような瞳にも増して、なにより目を引く、白くぎらぎらした鋭い牙のような、猛獣のそれを思わせる突き出た醜悪な歯を持つおぞましい生き物であった。部屋に侵入した怪物は、不気味な咆哮をあげながらフローラに近づき、その長い髪を手にからめとって体をベッドに押しつけると、鋭い金切り声を上げるフローラの喉笛に牙のような歯を突き立てた。ほとばしる血潮が滾々とあふれ、室内にはそれを吸う異様な音が響いた…… ヴィクトリア朝時代のイギリスで、週刊の安価な媒体に連載された《ペニー・ドレッドフル》の代表的な作品であり、以後のあらゆる吸血鬼作品や吸血鬼造型の原点ともなったゴシック・ホラー小説の伝説的作品、世紀を超えて、ついに刊行開始!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    ヴィクトリア期の伝説の大著いよいよ刊行

    国書刊行会「吸血鬼ラスヴァン: 英米古典吸血鬼小説傑作集」に抄訳が収録されていて、是非読んでみたいと思っていたところでした。

    過去に国書刊行会から刊行が予定されるも、大著なので断念されたということで、半ば伝説化していた作品のようです。
    その後は、「吸血鬼妖魅考」「幻想と怪奇 第1巻」「ヴァンパイア・コレクション」などの書籍に断片的には収録されたようですが、全貌が明らかになるのは今回が初めてです。

    時期的にはバイロンの吸血鬼とブラムストーカーのドラキュラの間の作品で、この作品以降、吸血鬼のフォーマットを決定づけたという意味で影響の大きい作品とのことです。

    読んでみて、あのヴィクトリア期の作品を今読めることに恍惚とする気持ちです。ゴシックな文体、趣のある挿絵。誤解を恐れずにいえば、子どもの頃にワクワクドキドキしながら読んだ江戸川乱歩の作品を読んだ気分に近い感覚を覚えます。

    装丁も素晴らしい。
    国書刊行会の書籍といえば、ハードカバーの美しいものを想像しますが、今回はソフトカバー。下世話な帯。本文は2段組。そして天アンカット!!
    この作品が出た当時の「ペニー・ドレッドフル」の空気を再現しようとするかのような、一見チープな作りが最高です。もちろん、紙質は良く、安っぽいわけではないのですが。

    あとは最後まで出ることを祈るだけ。

    山口雅也氏の「奇想天外の本棚」叢書は原書房で始まり、何らかの理由で中絶して、この国書刊行会であらたに刊行されます。また国書刊行会からの経緯は前に書いた通りです。ですから不安でしかない。

    頼みますよ、国書刊行会と山口雅也さん。
    吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴 (第1巻) (奇想天外の本棚)Amazon書評・レビュー:吸血鬼ヴァーニー 或いは血の饗宴 (第1巻) (奇想天外の本棚)より
    4336074070



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク