燦6 花の刃
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
燦6 花の刃の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館で借りて6巻まで一気読みした。てっきり完結していると思って借りてきたが、4巻あたりから「これ終わるんだろうか」と不安になったら案の定・・・。しかも刊行ペースが年に一回? こう言ってはなんだが、1冊2、3時間で読める分量の作品で、1話完結ならまだしも、続き物で年一回はキツすぎる。 まあ、圭寿の出自の謎とかは2巻の親父どうしの「仇を討つ」云々と時折見せる鋭さから予想していた通り(前々巻の須賀屋の話で決定的)で、今巻の思わせぶりな最後もどうせあの子だろうと察しはつくし、話自体は一応キリのいいところで終わったから良しとするけど。(一人回収されていない彼女の件は次巻だろうが、構成上意図的に触れていないのがわかるのでこれも良しとする。) 6巻までの感想として、内容は面白い。動物を操るという異能力が出てくる時点でファンタジーなのだが、藩の縛りや身分制度、参勤交代など江戸という時代の特色を生かした筋立てとなっている。 伏線もわかりやすく丁寧に張ってあるし、登場人物の心情描写が多く展開は遅めだが、それが普通の時代小説と違い、少年少女にも受け入れられそうな読みやすさにつながっている。児童文学出身の著者ならではという感じ。 この先田鶴での藩の復興事業、さらに最後までに一度は江戸に戻る展開となるのも確実だから、完結するのは相当先になりそう。 最低あと3巻としても、3年後・・・やっぱり遅すぎるわ。ということで星一つマイナス。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーとしては、若い藩主がお国入りする前後のことを中心としていて、あまり進みません。 そのせいか、もたついた感があります。 しかし、静門院が登場するシーンだけは、異常に心に焼き付きました。 特に、お吉との会話で、静門院が心をゆさぶられるシーンが強烈です。 それから、ある男性と、女の匂いをぷんぷんさせる官能的なシーンがあって……。 いや、これはネタバレになるので、やめておきましょう。 とにかく、今回の巻は、この静門院に星4つ、ということです。 最後に、気に入った描写を抜書きします。 >静門院はしゃがみ込むと指を添え、お吉の顎を持ち上げた。 >(中略) >お吉が顎を引いた。静門院の指だけが宙に残る。 >(中略) >指を握りこむ。 (以上、147~148ページ) こういったところは、男性作家ではなかなかできない描写なのでは、と思いました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|