死にたがりの完全犯罪と部屋に降る七時前の雨
- 完全犯罪 (68)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
死にたがりの完全犯罪と部屋に降る七時前の雨の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新品を購入しましたが 表紙と裏表紙に筋状の汚れと折り目の様な傷がありました。 接着剤の跡の様な汚れだったため 湿らせたティッシュで拭いて汚れは落とせましたが 折り目の様な傷がはっきり残ってます。 表紙、裏表紙で同じ位置のため何かに挟まれたのかと思います。 読む分に支障はないですがせっかく新品を買ったのに 傷がついた物が届いてガッカリです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日常の中のミステリを科学や物理で解決していく短編集のような形を為しながら、男二人の強烈な結び付きが描かれている作品です。 東北の田舎町で、それぞれ違った意味で"大きな"家に生まれた一歳差の二人が、関東の大学に進学してルームシェアをしているのですが、新型感染症の蔓延によって、そこでの暮らしは非日常のような景色を描き始めました。 『家』を嫌い、互いの前でだけ本当の自分で居られる二人は、片や死にたがり、片やそれを食い止めようと必死になって手を伸ばす、綱渡りのような日々。 自分の体に最大の嫌悪である親の血が流れている以上、生きている限りずっと苦しい月也先輩と、そんな月也先輩と『一緒に生きたい』『家族になりたい』と切実に願う後輩陽介のそれぞれの気持ち、どちらにより強く感情移入するかは、読む人によって様々でしょう。 雨の音や匂いや湿度と、言葉にならない感情の熱量を是非感じ取っていただきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日常の謎系が好きなのでとても好みでした 主人公の2人の男の子も魅力的で、お互いの深い結びつきがとても良かったです 読後感がかなり良いし、続編を読みたいです シリーズ化希望! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コロナ禍でステイホーム。同郷の大学生ふたりがルームシェアをしながらオンラインで日常の、しかし厄介なお悩み解決をしつつ、次第にふたりの関係や過去が語られるステイホーム・ミステリーです。 SF・ファンタジー・ホラーでは無いですよ。 ジャンルは間違いなくミステリーです。 臨場感あふれる描写は心理面も含めて難解さは無く、とても読みやすくてワクワクしながらグイグイと引き込まれました。 各話短編でお悩み相談は解決されつつ、片や悩んで葛藤し、もう一方は自身を呪って完全犯罪と自らの死をもって終わらせる事をもくろみ続ける。 そんな彼を必死に思いとどまらせ、犯罪者にさせぬよう頭をひねり続けるが……。 家族とは何か? 親子とは何か? 言葉はあまりにも無力。 何がふたりを繋ぎとめるのだろう。 それを探し、紡ぐふたりの物語。 ぶっきらぼうなのに時折デレる天才。 眼鏡は曇りがちなのに時として恐るべき嗅覚と勘で本質を突く同居人。 そんなふたりのやりとりにクスリとしながら、とても楽しく読ませていただきました! リモートで、遠隔で、割と多くの用事が済んでしまう。 そうした時代にあって、普遍的で、想いが、血が通ったやりとりは確かに存在していて、温度をしっかりと感じていたい。 そんなあなたにオススメな一冊です! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|