野性の花嫁
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これは推理小説ではなくて、ホラー小説あるいは冒険小説に分類されるような作品です。元々推理作家志望ではないウールリッチは、1950年にもなるとさすがに推理小説という形式に飽きを感じていたのかも知れません。主人公の青年がある女性に恋をするのですが、その身寄りのない女性の保護者は二人の結婚に頑に反対します。しかも、その理由がその女性を可愛がる気持ちからではなく、相手の男性のことを案じてのことなのです。なぜ保護者は二人の結婚に反対するのかという点にはちょっとした推理小説風味があるのですが、真相は早々と明かされ、後はひたすら主人公の男性が身の危険からいかにして脱出するかということが描かれます。 都会(ニューヨーク)を描くのが得意だと言われているウールリッチですが、今作では珍しく南米の山奥が主たる舞台になっています。その山奥は主人公に危険を及ぼす邪悪な地として描かれるわけですが、どうも作者自身はそうした世界にロマンを感じており、逆に言うと都会生活に対する厭世観を持っていたように思われてなりません。 | ||||
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