K 消えた娘を追って
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
K 消えた娘を追っての評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
K 消えた娘を追っての総合評価:
9.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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知りませんでした。そして多くの日系人が巻き込まれていたことも本書で初めて知りました。
本書は一応はフィクションということですが、著者の妹とそれを追う父親がモデルであり、私には拉致被害者
父親の横田滋氏の姿が重なりました。ある日、突然人ひとりが消える。それが個人による犯罪でも恐ろしい
のに、国家ぐるみの犯罪でもあった場合の絶望感、とりつく始末のなさ。何とか国外にも助けを求め、
ようやく頼りになりそうな人物がいても、その人もまた失踪してしまうというやりきれなさ。
失踪者周辺の人物だけでなく、死の家と呼ばれる監禁場所に勤めていた女性の生々しい証言を描かれおり、傍観しているしかなかった苦悩が胸に迫ります。著者の妻が日系人ということで日本での出版をつよく希望したことも書かれており、けっして遠い国の昔の話という感じはしなかったです。また翻訳者は失踪者のモデルとなった女性と同時期に同じ大学に通っており、平穏な日常生活を送るすぐそばで国家ぐるみでの誘拐、拉致、
裁判無しでの処刑などが行われていたことに、国家間での戦争とは違う不気味さを感じました。