未完の巨人人形



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初公開日(参考)1995年09月
分類

長編小説

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未完の巨人人形 (ロマン・ノワール)

1995年09月30日 未完の巨人人形 (ロマン・ノワール)

春も浅い「ミ=カレーム」の祭りの季節。北仏アズブルックに、かつての恋人の消息を尋ねて一人の男がやって来る。だが、二人の再会の場は痛ましい殺人現場と化した。放心し、恋人の死体に見入る男。かたわらには、カーニバルの巨人人形が撃ち抜かれた眼窩をさらして横たわっていた。男はカダン刑事に逮捕され、「精神錯乱」と診断を下される。1年後、男はジョン・レノンの『イマジン』のテープに吹き込んだ告白をカダン宛てに残して、精神病院で自殺した。はたしてその告白は、真実なのか妄想なのか。単身、再捜査に乗り出したカダン刑事の前に、やがて複雑にからまった事件の全貌が浮かぶ上がってくる。社会から転落し、犯罪に巻き込まれてゆく若者たちの姿を描き出した、哀感漂う作品。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

もっとページを増やしていいのでは

230ページほどの短い作品なので、錯綜した事件の全貌を描ききるにはページ不足なのか、局面が刻々と変わりながら、読者は背景を理解しきる時間を与えられず、もやもやっと終わってしまった感じです。英米作家なら読者のペースに合わせるようにひとつひとつの主人公の行動を理屈だって追ってくれるのですが・・・そのへんが、フレンチ・ミステリはいまだに日本で認知されない要因と思います。フレンチ・ミステリはもっとページ数を増やしてもいいのでは?
 なお、この作家は決して「ロマン・ノワール」(暗黒小説)ではないと思う。社会批判を織り込みながら人間の生き様を描く「ネオ・ポラール」(警察小説)の典型的な作品として読めます。ただ、最後の逮捕劇ではかなり凄惨な描写もあるにはありますが。
未完の巨人人形 (ロマン・ノワール)Amazon書評・レビュー:未完の巨人人形 (ロマン・ノワール)より
4794206658



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