天路の奈落
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昨年初めに著者の妻による回想記を読み、昨年暮れに「神聖喜劇」大西巨人 (著) のぞゑのぶひさ (著)岩田和博 (著) を読み返して以来、著者の随筆集などを読み進めてきたが、ここに来て本書を購読。やはり読み応えがあった。 本作品は「神聖喜劇」の末尾に「もはやそれは新しい物語りー我流虚無主義の我流揚棄・・・」と示唆された「物語り」の一部と言えるし、「奥書き」で著者自身がロマン「神聖喜劇」のソティが本作品と述べている。 ところで高橋和巳の「憂鬱なる党派」は日本共産党の所感派と国際派の対立・分派への私刑の非道さを描いて云々と紹介されていたことがあったが、実際に読んでみると別に党派云々がメインの話ではなかったけれど、本作品は対立の様相を地方において具体的に述べている。作品全体は小気味よく痛快な部分がありつつも、結末は間違ってもハッピーエンドとは言い難い。そこで「我流虚無主義の我流揚棄」が効いてくる。 それにしても「主人公」鏡子さんはその後どのような人生を歩んだのだろうか? | ||||
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