優しい死神の飼い方

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種別
長編
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あらすじ

2016年05月12日 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

優しい死神の飼い方の評価:

8.14/10点 レビュー 7件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.14pt

優しい死神の飼い方の総合評価:

8.84/10点 レビュー 99件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(9pt)

優しい死神の飼い方の感想

『死神が犬になる』というファンタジーの世界で、死に向かう人々の人生を振り返るお話。
犬好きで軽く読めるため、楽しくてあっという間に読み終わりました。
続編が読みたいです。

しかし近頃、自分の意志とは関係なく突然巻き込まれる事件が多発していたところだったので、
すべての生き物に平等に訪れるといわれる『死』、それに至るまでにいかに『生きる』のか?少し考えこみました。

leaves
ZTK24TXI
No.2
(10pt)

優しい死神の飼い方の感想

「死神」と言うと伊坂の千葉を想起してしまいますが、この作品の死神レオは犬の姿で登場。
レオの目的は、死を直前に迎えた人間が地縛霊とならないように、生前の未練を解き放つ事。
作品内では4人の人間を救いますが、独立した話と思いきや、4人の過去と現在がリンクしており、ラスト皆で7年前の未解決事件を解決するという構成もまず見事。
人の形をしながらも人間離れしている千葉と、人と接する事で人間の感情を少しづつ理解し人間らしくなっていくレオ。
どちらが好みかは人それぞれだと思うし、私は伊坂の死神シリーズ大好きなのですが、胸熱にしてくれたレオに軍配をあげてしまう。
シュークリームが好きだったり、優しい女性に恋心をいだいたり嫉妬したり、自分は高貴な存在と毅然な態度を取るレオだが、尻尾フリフリで内面バレバレなのが面白い。
クスッと笑えたりホロッと泣けたり、そして読後感も最高です。
おすすめの作品。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(10pt)

優しい死神の飼い方の感想


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まりぃ
O555A0SZ

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.92
(5pt)

こんなにも読み続けられるの初めて!

友人から勧められて読み始めました。長い話でしたがとても読みやすくて、おもしろかったです!これは続編も読みたくなる!
優しい死神の飼い方 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)より
4334772897
No.91
(5pt)

エピローグがよかった

知り合いの、あまり本は読まないけど、という中学生の女の子から教えてもらって
読むことにしました。よく本を読む私はさっさと読み終わりました。
最初は、倒置法が多用される文体がややうっとおしかったのですが、読み進むうちに
どんどんその展開に引き込まれて行きました。特にエピローグ。P439~が一番言いたかった
ことじゃなかったのかと思いました。
この本を教えてくれた彼女に、ありがとう。
優しい死神の飼い方 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)より
4334772897
No.90
(4pt)

最初は奇抜?で戸惑いましたが、最後は良かったです

知念先生の本は最後は心が温かくなるので好きです。先生自身が人間を信じているのかな…なと思いました。
優しい死神の飼い方 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)より
4334772897
No.89
(1pt)

洗練された「癒やしの消耗品」

1. 予定調和という名の「安楽椅子」

本作の最大の美徳は「読みやすさ」にありますが、それは裏を返せば、読者の想像力を裏切らない徹底した様式美の中に閉じこもっているとも言えます。 死神がゴールデンレトリバーの姿を借り、未練を残した死者の魂を救うという設定は、あまりに甘美で、物語の帰結が最初から透けて見えてしまいます。知的なスリルを求める者にとって、この物語は「冒険」ではなく、揺りかごの中で見る「予定通りの夢」に近い感覚を抱かせます。

2. 多色刷りのパステル画のような軽さ

著者の筆致は非常に流麗ですが、死という重層的なテーマを扱っている割には、描写が極めて衛生的です。 生と死の境界に漂うはずの「澱み」や「不条理な苦しみ」は、物語の構成上、あまりに綺麗に濾過されています。結果として、読後に残るのは魂を揺さぶるような劇薬の痛みではなく、後味の良いスイーツを食べ終えた後のような、一過性の充足感に留まってしまうきらいがあります。

3. キャラクターの記号化

主人公であるレオ(死神)の「高潔だが世俗に疎い」という造形や、周囲の人々の配置は、極めて計算高いプロットに基づいています。 しかし、その計算の精密さが、かえって登場人物たちの肉体的な実在感を希薄にしています。彼らは血の通った人間というよりは、著者が意図した「感動」というゴールへ読者を導くための、優秀な案内役(マリオット)のように見えてしまうのです。

総評:洗練された「癒やしの消耗品」

本作は、疲弊した現代人にとっての「精神的な処方箋」としては一級品です。しかし、文学が本来持つべき「読者の価値観を根底から揺さぶる毒」を期待すると、そのあまりの優等生ぶりに、一抹の物足りなさを禁じ得ないでしょう。

それは、「美しすぎるがゆえに、どこか空虚な造花」を眺めるような体験かもしれません。
優しい死神の飼い方 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)より
4334772897
No.88
(5pt)

面白かった。

この作者の作品が好きなのでよかった。
優しい死神の飼い方 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫)より
4334772897

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