滅亡の暗号
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最近多いのが、本書のようにいろいろな要素を詰め込んだ小説ではないでしょうか。 本書もマヤ文明の古文書を巡る歴史ミステリ、奇病の発症を巡るディザスター小説、マヤ文明の遺跡を探す秘境冒険小説などの要素が盛り込まれています。さらに、2013年の今になるとどうかわかりませんが、2012年末のマヤ文明の終末予言の話も盛り込んで時事的な売り要素も含んでいます。 ただ、2012年のタイミングに合わせるためか、物語が恐ろしく雑になっています。 小説なので都合よく物語が進む面があるのは必要だと思いますが、本書はかなり極端です。ネタバレになるので詳しくはかけませんが、一例をあげると マヤの古文書を数日で読み解いてしまいます。これは早く読み解いてもらわないと、遺跡探索や病気の特効薬探しの話につながらないからですが、その後の展開も同じ調子です。 サクサク読めるので、暇つぶしにはなりますが、それ以上のレベルではないでしょう。 | ||||
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マヤ文明に興味を持ちだし、ウワサのマヤ暦に ひっかけた内容のものを探していたので面白く読めた。 現地のジャングルの景色が目に浮かぶよう・・・。 下巻に入ってからは一気読み。 | ||||
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著者のダスティ・トマスンさんは、医学博士号と経営学修士号(コロンビア大学)を持っていて、イアン・コールドウェルさんと『フランチェスコの暗号』を書いたことで読書子の間では有名だったそうです。 ぼくは、マヤ文明について興味があったので、読んでみました。 先入観として、ダン・ブラウンさんのラングドン教授シリーズ、つまり『ダヴィンチ・コード』などと似たテイストのもの、というのがあったのですが、それらとくらべるとおもしろくなかったかなぁ、というのがしょうじきな感想です。 たしかに、医学や考古学や文献学(古文書学?)の知識が開陳されてはいるのですが、なにせアクションがすくない。ラングドン教授シリーズはアクションがおおいですよね。ベストセラー作家のディーン・R・クーンツさんは『ベストセラー小説の書き方』のなかで、「ベストセラー小説には読者をハラハラドキドキさせるアクションシーンが必要」という旨のことを書いていたとおもいますが、そうしたアクションシーンが本作には欠けているために、ぼくはハラハラドキドキしなかったなぁ、と。 もちろん純文学で「ハラハラドキドキさせろ」などというつもりは毛頭ありませんが、エンターテイメント小説はストーリー≒プロットのおもしろさで読もうとしているわけですから、物語としてもおもしろさがないとなぁ、とおもいました。 さて、マヤ文明は「2012年12月21日で世界がおわる」という予言で有名です( そういえば、「預言」と「予言」は違いますよね)。12月22日、という説もあるようですが、とりあえず、そこら辺でマヤ文明がつかっていた暦がおわるらしいのです。アドルフ・ヒトラーもーーさいきん知ったのですがーー2030年には新しい人類が登場しているか、いまの人類は退化している、と予言しているそうです。 こうした終末論を素材にして物語を構築しているのが本書です。そうした意味で、きわめて批評的な小説でした。 ちなみに、マヤ文明について知りたいならば、ボックス・ストーリー『マヤ文明のミステリーが面白いほどわかる本』が入門書としてはいいらしいです。 以上です | ||||
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