裏切りの代償
- バリー賞最優秀サスペンス賞受賞 (1)
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ブレット・バトルズによるフリーランスの<掃除屋−クリーナー−>ジョナサン・クィンの、’08年発表のシリーズ第2弾。’09年度、アメリカのミステリー専門季刊誌≪デッドリー・プレジャー≫が主催するバリー賞の最優秀サスペンス賞受賞作である。 一週間につき3万ドル、それも二週間の契約が最低条件という報酬で、諜報工作の現場から痕跡を消し去る<掃除屋>クィン。前作『懸賞首の男』のベルリンの事件からおよそ半年後の夏。クィンはサンフランシスコの輸出入業者から、輸送用コンテナに入っていた死体を始末して欲しいという依頼を受ける。その死体は彼の命の恩人であり親友でもある元CIA局員のマルコフだった。 マルコフの死体を依頼どおり<掃除>したが、当然それだけで納得・満足するはずもなく、彼は<掃除屋>の掟を破ってマルコフの非業の死を恋人ジェニーに知らせ、その死の真相を究明しようとする。だが、ジェニーは勤務先の下院議員事務所に休暇をとっていた。テキサス州ヒューストン、ワシントンD・Cの住まいを訪ねるのだが、そこにも彼女はおらず失踪してしまっていた。しかも彼女の存在と痕跡を消そうとする謎の一団と遭遇する。クィンはわずかな手がかりを頼りにジェニーを探し出し、瀕死のマルコフがコンテナ内部に残した“暗号数字”をもとに、助手のネイト、相棒のオーランドを伴ってシンガポールへ飛ぶ。 一体何が起こっているのか。マルコフの死は。ジェニーはなぜ姿を消したのか。ストーリーの展開をハラハラ・ドキドキしながら読み進んでもいっこうに見えてこない。ようやく全561ページのうち469ページで初めて陰謀の真相と秘密犯罪機関≪LP≫なるものが明かされるのだが、まだそこから驚きの“どんでん返し”が用意されていた。 本書は、軽口の多かった前作とは味わいを異にした、それをはるかに凌ぐ、スリルに満ちた、“暗号”“秘密犯罪機関”“暗殺”“ハイテク”“逃亡”“ガン・ファイト”などなど・・・サスペンスの要素てんこ盛りの新スパイ・アクションである。 | ||||
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前作『賞金首の男』はそこそこ及第点並みの面白さで、前作のレビューにも記した様に、主人公クインも なかなかのナイスガイで、続編は忘れずに読もうと決めていたので、<そこそこの面白さ>を求めて読了。 いゃ〜期待を裏切られたと言うと失礼なのだが、これが<そこそこ>どころでは無い面白さ! あの映画ジェイソン・ボーンを彷彿とさせる、どんでん返しを用意したアクション・サスペンス巨編に仕上がっていました。 前作では、稚拙な動きで道化役だった助手のネイトもほぼ一人前に成長しており、それが物語りにスピード感を 増させる要因になっていると思います。オーランドも前作の様に前面にしゃしゃり出るではなく、強力な サポートに回っており、今回はクインの獅子奮迅の活躍を最後まで堪能出来ました。 今回、今後クインが死闘を繰り広げてゆくであろう影の組織の存在も発覚し(ただしこの組織設定は結構ありきたり、 と言うか、あのボーン・シリーズの敵とそっくり!)おまけに、愛すべき助手ネイトが...という意外な展開を見せており。 次回作は<絶対に見逃せない>レベルにまで私の中では達してしまっています。 後書きには弟三作にネイトも登場することが記されており、出来る限り遠からず邦訳されること期待しています。 | ||||
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二作目です〜 まだ主人公達い深みはないけど、スピードがたまりません。 もっと評価されるべき。 | ||||
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二作目です〜 まだ主人公達い深みはないけど、スピードがたまりません。 もっと評価されるべき。 | ||||
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