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たんぷる さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.29pt

レビュー数7

全7件 1~7 1/1ページ

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No.7: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これは凄い

これは凄い。「凄い」と言うのは私がこの作品を評価できる基準をもてないからだ。
独自の世界観を構築するためにイスラム文化を用いているがその創り方が凄い。
普段馴染みがないから凄く感じるんでしょ?と言われればそれまでか。ただ、好き嫌い好みが分かれそうだが一度触れてみるのも良いだろう。不思議な作品だ。
火蛾 (講談社文庫)
古泉迦十火蛾 についてのレビュー
No.6:
(8pt)

ジークフリートの剣の感想

終盤までどこがミステリ?と思う内容。
ワーグナーのオペラ「ニーベルンゲンの指輪」を題材にしているので、wikiなどで予め予備知識を入れておけばより楽しめるだろう。
ラストは美しく見事だ。
ジークフリートの剣 (講談社文庫)
深水黎一郎ジークフリートの剣 についてのレビュー
No.5:
(8pt)

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人の感想

バカバカしい!よい意味で。
好き嫌いあろうがなかろうが読んだ経験に損はなし!
作者やりきったな。
三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

謎解きはディナーのあとでの感想

なんだか赤川次郎の三姉妹探偵の立ち位置を感じた。
これを切っ掛けにミステリ読者が増えれば良いだろうとも思うが、
ミステリの醍醐味のような突き抜けたものがない。普通な作品。
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.3:
(6pt)

サニーサイド・スーサイドの感想

痛々しい負の青春ミステリ。
誰もが自殺しうる可能性を持ち合わせていてそれを救おうとするのだが、
このカウンセラーは結局誰も救えていない気がするのは自分だけか?
オチが読めようともこの作品のメッセージ性は強く胸に突き刺さった。
サニーサイド・スーサイド
北國浩二サニーサイド・スーサイド についてのレビュー
No.2:
(7pt)

意外な犯人モノへの挑戦

「意外な犯人」モノの中で高難易度を示す「読者が犯人」への挑戦にはワクワクした!
正直な所、読み所はそこだけだったが、このアイディアを形にした所は評価したい。
確かに私も犯人。。。。かな。
ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ ! (講談社ノベルス)
No.1:
(9pt)

本格ミステリ

久々のアリスシリーズ。文庫を待ち望んでいたのでようやくゲット。
目まぐるしく展開する物語展開で止め時が見つからない面白さ。
読者にフェアで立ち向かいロジックで解決する作風はグッド。
数年ぶりに読んだ有栖川作品だが、本格へのこだわりは今も尚健在だと再認識した。
女王国の城 上 (創元推理文庫)
有栖川有栖女王国の城 についてのレビュー