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No.14
阪急電車
有川浩
阪急電車への思い入れは格別になる
No.13
闇に香る嘘
下村敦史
終盤の怒涛の加速!
No.12
追憶の夜想曲
中山七里
最高の読後感
No.11
複製症候群
西澤保彦
もし自分がもう1人いたら
No.10
幻夜
東野圭吾
幻の夜はいつぞや
No.9
首折り男のための協奏曲
伊坂幸太郎
これぞ伊坂ワールド
No.8
グレイヴディッガー
高野和明
ノンストップ
No.7
天使のナイフ
薬丸岳
天使のナイフの感想
No.6
龍神の雨
道尾秀介
暗喩が素晴らしい
No.5
十角館の殺人
綾辻行人
十角館の殺人の感想
No.4
死神の精度
短編集であり長編
No.3
白夜行
壮大な話
No.2
火車
宮部みゆき
火車の感想
No.1
カラスの親指 by rule of CROW's thumb
衝撃的ラスト
今津線は宝塚〜西宮北口〜今津を結ぶ路線であるが、宝塚方面の電車と今津方面の電車は全く別のホームにあり、西宮北口で乗り継がなければならない。そしてそれぞれの路線が非常に短い。
この今津線沿線に住む人にとっては、各駅や街のイメージが手に取るように浮かび、非常に思い入れのある作品となるのではないだろうか。かくいう私は現在、この作品にも登場する西宮北口に住んでいる。そのため西宮北口の章では細かな描写がはっきりと伝わってくる。毎日通勤で使っているためそれは当然だろうが、一方でそれは阪急神戸線であり、今津線に乗ったことはたったの1度しかない。そういった点では西宮から宝塚にかけての新たな魅力を感じることができた。もう少しそっち方面にも足を伸ばしてみようと思った次第である。
もちろん阪急なんて乗ったことないといった人でも楽しく読むことができるだろう。なんとなく電車に乗っているが、電車に乗っている誰もが自分自身が主役の人生を歩んでいる、そんな当たり前のことも気付かされた。そのように様々な人生が交錯し、互いに影響を及ぼしながら物語は進んでいく。とても幸せな気持ちになれる一冊だ。