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上総屋 さんのレビュー一覧

上総屋さんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.75pt

レビュー数4

全4件 1~4 1/1ページ

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No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

倒叙好きにはたまらない

NHKドラマで知った作品です。
4話構成でどれも同じストーリー進行で読みやすいのですがそれが災い?して読後の余韻はそこまでない。心理描写や読みごたえを期待したい人にはさらっと読み終えてしまい物足りない。それでも話はよく練られ犯人が言い逃れをして福家の罠に引っかかるところは面白い。
福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)
大倉崇裕福家警部補の挨拶 についてのレビュー
No.3: 9人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

この作品を最初に読まなかったことを後悔

途中まであだ名とは思わず外国人が登場人物と勘違いしていましたが、面白いです。騙されました。綾辻行人の作品で十角館を最初に読まなかったことをなんだか後悔してます。この作品は何回か読み返しこれを読んだ友人には感想を聞いたのですが、以下勝手ながらこんな分析しました。

読んで爽快に騙された!素晴らしい!と思った人はレベル5。綾辻信者になる可能性大。現段階で刊行されている館シリーズを読破、また館シリーズ外の氏の作品を読み、総合的な自己ランキングをつけるかも。結果、叙述トリックの抗体ができるので「叙述トリック」と紹介される作品を素直に(推理小説に関して無知だった頃のように)読むことができなくなるおそれがある。また、有名な本格系ミステリを読み漁って推理小説に求める水準を上げてしまうおそれもあり。

読んで素直に面白いと思った人はレベル4。綾辻行人に興味を持つ。人によっては信者予備軍の疑いもあり。(新)本格ミステリなど推理小説の歴史や派閥を知る。館シリーズを順番に読む、もしくは「時計館の殺人」「迷路館の殺人」をオススメする。出来れば順番に読んでもらいたい。

読んで普通、まあまあ、良いけど……と思った人はレベル3。作者の作風には着いて行けてる。あの一行には感嘆するも、犯人の見当がついた、または犯人の使ったトリックに驚きを感じない。これは推理小説を読み慣れている人にも言えるかも。

読んで微妙、無感想の人はレベル2。謎解き重視の推理小説が自分に合わない。もしくは、レビューの高評価によりハードルを上げて読んでしまった。氏の他作品を読んでレベル3以上かレベル1になるかも。

読むも挫折した人はレベル1。作者の作風・文章が自分に合わない。謎解き重視の推理小説が合わない。推理小説そのものが合わない。のどれか。

未読の人はレベル0。読むか迷っている。とりあえず読むことをおススメする。

※これは投稿者(一個人)の感想であり、万人に必ずしも当てはまることを保証しているものではありません。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

平成史に残る推理小説

初めて読んだ本格ミステリで素晴らしいトリックでした。人によっては文章に萎えるとか、被害者の数が金田一耕助&金田一少年シリーズのように多いとか、動機が今一つとなるかもしれませんが、推理小説の傑作にノミネートされるでしょう。
時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.1: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

終盤で賛否分かれるでしょう

今まで読んだ乱歩賞の中で1番スラスラ読めた本です。作者が少年法など入念に調べたというのがわかります。他レビューでもあるように江戸川乱歩賞作品の中では面白い。
しかし終盤のどんでん返しは個人的に蛇足。終盤における登場人物の描写は安直な感じがした。加えて乱歩賞の傾向でよく言われるように「本格ミステリ」ではない。

▼以下、ネタバレ感想
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天使のナイフ 新装版 (講談社文庫 や 61-12)
薬丸岳天使のナイフ についてのレビュー