LAST

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評判

LASTの評価:

3.61/5点 レビュー 49件。 B ランク

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平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21〜35 2/2ページ
No.15
(4pt)

日本の現在。

私が石田衣良を知ったのは、この作品が初めてだったと思います。
本当にリアルな日本の今を表していると思います。
内容はディープでダークなんですが、私は興味深かったので抵抗無く入り込めました。
売春や借金など、自分には関係ないと思っていましたが、やはりちゃんと考えなくてはいけない問題だと思いました。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.14
(5pt)

傑作だと思います。

石田衣良の才能については充分認めつつも、個人的に「池袋ウエストゲートパーク」シリーズのあの文体にはちょっと違和感やあざとさを感じていた。しかしこの作品集『LAST』にはすんなりと入ってゆけた。他の方が指摘しているように、内容は確かに暗いものかもしれない。しかし、小説として考えれば、読んでいる最中はスリリングで、読後はなにかしら余韻が残る。「今」を描いた傑作だと思う。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.13
(4pt)

ラストとスタート

7つの人生の末路に立たされた人達の短編集。重い話が多い中で、第2話の「ラストジョブ」が、明日に光が見えるようで、個人的には好きです。「ラストシュート」は、ベトナムでの少女(幼女)売春の話で、現実に有るのでしょうが、後味が悪く、これはかなりきつい。どんな、LASTでも、帯に有るように 明けない夜はないのですがんばりましょう
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.12
(4pt)

1作目は自営業者の教訓的な作品

全般的にハードな短編集です。後味の悪い作品もありますが、世の中の表と裏を知るにはいい作品であると思います。特に1作目を読めば、マチ金からお金を借りる人は思い留まるのではと思う作品です。現実的にこういう恐ろしい世界が我々のすぐ隣で起きている・・・それが身にかかるかどうかは、自分次第なのだ。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.11
(4pt)

読後の暗さ

ラストホームとラストコール、ラストドローは割りと好きですね。やりきれない気持ちになるエピソードではないけど、すこし、不幸な感じが気になる。この手の話だけならいいのですが。ラストシュート:幼児買春の話が気持ち悪くて胸糞が悪くなる話でした。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.10
(5pt)

ラストダーク

絶望の淵に沈んだ人々を描いた短編集。 7つの絶望が体験できます。 石田さんの作品にしてはめずらしく、ダークなエンディングが多い短編集でした。 一つ一つの話が重いです。 自分的には「ラストホーム」が一番好きです。 膝のケガと角のある性格から無職になった中年男が主人公。 なんとかなるだろう、という暗い気持ちを引きずってホームレスになる。 青いビニールシートの下で出会うごく普通の社会とごく普通の人々。 そこにも当然、切ないドラマと温かいドラマが存在する。 この短編集の中では数少ない、温かい気持ちになれる話でした。 逆に、一番嫌いなのは「ラストシュート」。 幼児売春をテーマにした、吐き気をもよおすような話でした。 主人公は、レンズを通すとなんでも冷静に見てしまう、フリーのカメラマン。 この視点を通して、ヴェトナムの幼児売春が中立的に描かれています。 テーマもラストもとことんダーク。 自分には合いませんでした。 「ラストジョブ」という障害者の性を描いた作品も新鮮でした。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.9
(5pt)

追い詰められた人間の最後は・・・

「LAST RIDE」「LAST JOB」「LAST CALL」「LAST HOME」「LAST DRAW」「LAST SHOOT」「LAST BATTLE」の7編の短編小説を収録。「LAST」というタイトルのとおり、追い詰められ、もうあとがない主人公たちの最後の苦渋の選択を描いた短編集。7編中5編の主人公は、借金が原因で崖っぷちに立つことになる。借金の理由も、追い詰められ方も様々だけど、誰でも小説の主人公のようになってしまう可能性はあるのかも。。。そう思える、小説の中の日常がリアルに描かれている。夢と絶望は背中合わせなのかも知れない。そんな風に思える作品でもある。日常の闇を、石田衣良らしいタッチで描いていると感じた。追い詰められた中にも、救いのある作品があるのも良かったと思う。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.8
(4pt)

読み応えは十二分にあります

極限状態に追いつめられた結果、最後にどう行動するか、どろどろと、描いている作品です。感情移入させられます。読後、明るい気持ちになるか、暗い気持ちになるか、と問われれば、私の場合は、間違いなく、後者であります。読み応えは、十二分にあります。
LAST (ラスト) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: LAST (ラスト) (講談社文庫)より
4062751771
No.7
(5pt)

いつも通りの石田節という印象

7人の人生「崖っぷち」の人間を描いた短編集。「ダーク&ビター」という触れ込み通り、確かに暗く救いのない話もある。でも全体としては、他の作品と同様に非日常を現実的に描きながらも救いを感じられるところもある作品だなぁと感じた。7人の順番をこの順にしたのも意味があると思う。少なくとも、「ラストバトル」を最後にしたのはよかったと思う。それまでの話の暗さが伏線となり、展開を緊張しながら読んでいくことができたので。それぞれの話に関連性はないけれど、順番通りに読めばより楽しめるのではないだろうかと思った。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.6
(5pt)

ドキドキした。

最近、ひさしぶりに本でも読もうかなと思って買った1册目でした。夜中家で読みはじめて、朝に読み終わりました。すごい内容だった。。。ちょっと現実味があって読んでるうちに心臓がバクバクしてきました。「自分がこうなったらどうしよう、、、。」って、思わず考えちゃいました。でも面白かったです。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.5
(5pt)

死ぬ気になったら・・・

時代の変化の激しさについていくことが難しい・・・そんな世の中。あり得ない話しとは思えず・・・まるで新聞や週刊誌の記事を読むように食入るようにハマってしまいました。私の周りではあり得ないなんて言い切れない・・・。「死ぬ気になったら・・・なんでもできる(頑張れる)」世の中にそんなエールが贈られているようにも思えました。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.4
(4pt)

石田さんって優しいんだな、きっと。

帯にある「ダーク&ビター」ってコトバにどきどきしながら読みました。どんなダークな世界が待っているんだろうと。様々なシーン、環境にいる追い詰められた人々。確かにドロドロしていてダーク&ビターなんだけど、最後には「救い」がある。エンディングの持っていき方では、もう本当にどうしようもないくらいどん底に彼らを落としこむこともできると思うのに、決してそうはさせない。だから石田さんって優しい人なんだろうなぁと思いました。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.3
(4pt)

いままでの石田衣良とは違います。注意。

帯にあるとおりこの本で僕は彼の「僕の別な顔に震え」させられた。今までの、アンダーグラウンド的な世界を描きながらもどこか前向きな、そして読後に爽快感が残る今までの作品とは趣が異なり、一つの短編を読み終えるごとに、閉塞感ややりきれなさを僕は感じた。しかし読み始めるとぐんぐん読み進めることができるのはやはりいつもの石田衣良であることは間違いない。読んで損をすることは決してない本だと僕は思います。この本の中ではちょっとだけ変わった明るさ?の見られる「ラストジョブ」が好きです。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.2
(5pt)

乾いたインモラル

 巻頭の「ラストライド」は凡庸だった。ところが二話目の「ラストジョブ」からぐいぐいディープになっていく。いい加減な生き方で食い詰めてしまい借金で首の回らないやつらが、一線を越えてゆく。そのさまが小気味いい。水族館で、奇妙な生き物や美しい生き物を眺めているような気分だ。「ラストホーム」で男が涙を流しながらフライドチキンを貪り食う描写に、なんだか無性に共感した。 反道徳的な行為の描写が淡々としていて露悪的でないところが良かった。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X
No.1
(4pt)

石田衣良の見事な裏切り!

直木賞受賞後の第1作。どの作品にも「LAST~」というタイトルがつけられているように、ぎりぎりまで追いつめられた人間の姿を描く短編集である。スト-リーの設定は、馳星周ばりのダークさだが、変に暗さだけを強調することなく、その逆境の中でも懸命に生きようとする人物が登場する点にこの作者の良さが表れているように感じた。前作ではティーンエイジャーを描き、得意の爽やかさを前面に出した作品だったが、今回はその路線を見事に裏切った傑作だと思う。個人的にはテレクラという限定された世界で繰り広げられる「ラストコール」がおもしろかった。
LAST Amazon書評・レビュー: LASTより
406212050X