■スポンサードリンク


チンギス紀 十三 陽炎



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
チンギス紀 十三 陽炎

チンギス紀 十三 陽炎の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

偉大な組織力に対するゲリラと未知の世界

テムジン・ジャムカ両雄の激突が物語のピークなのだと思う。世代交代が進み、
登場人物の把握が難しくなってきた(当方の年のせいだろうが、いちいち巻頭
の登場人物紹介に戻る機会が増えてきた)。テムジンが旗を上げた当時の宿老
の活躍に期待をしたい反面、史実はそうではないため、少し黄昏めいた空気感
を漂わせる。一方で二世三世は溌剌と活躍をしており、彼らが物語を引っ張る
であろうことを目いっぱい予感させる。チンギス・ハンが戦うのは、ゲリラか
未知の世界か?最も、戦う相手は明らかではあるが、対峙するのはモンゴルの
組織力(まあ、これもチンギス・ハンのチカラとすれば、対チンギスというこ
とになるのだろうが)。四方の敵に、戦線を拡大しつつ、兵站を切らすことが
ない構想力。この数巻はその力を感じさせる展開だ。
チンギス紀 十三 陽炎Amazon書評・レビュー:チンギス紀 十三 陽炎より
4087448223

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!