女人用心帖

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評判

女人用心帖の評価:

4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(4pt)

幕切れへ

1964年に桃源社から出た単行本の文庫化。
 上下巻合わせて約850ページという大冊だが、引き込まれるようにして一気に読んでしまった。多岐川さんには、切りつめすぎて窮屈な印象の作品も少なくないのだが、本書のように、思いっ切り紙数を使って書くと傑出したものになる。
 下巻では、おおかた筋立てが読めてしまうのに、まったく読んでいて退屈を感じさせないところが素晴らしい。そして息つく暇なくラストへ。最後は様式美といった印象の幕切れ。
女人用心帖〈下〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 女人用心帖〈下〉 (徳間文庫)より
4195688469
No.1
(4pt)

詰め込んだ

 1964年に桃源社から出た単行本の文庫化。
 上下巻合わせて約850ページという大冊だが、引き込まれるようにして一気に読んでしまった。多岐川さんには、切りつめすぎて窮屈な印象の作品も少なくないのだが、本書のように、思いっ切り紙数を使って書くと傑出したものになる。
 陰謀、色男、殺陣、美女、坊主、杖術、裏切り、ばくち、ご用聞き、旗本、秘めた愛とあらゆる要素が詰め込まれ、しかもめまぐるしくストーリーが展開していく。読者を飽きさせない娯楽小説だ。
 上巻では、思いがけない導入部にちょっとビックリさせられる。それでいて、さらに予想を裏切る方向へと話が転がっていくからすごい。次々とあらわれる登場人物にもそれぞれ魅力があり、悪役たちも魅力的に描かれているのが良い。
女人用心帖〈上〉 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 女人用心帖〈上〉 (徳間文庫)より
4195688450