不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲の評価:

4.50/5点 レビュー 14件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

非常時な日常を愛しむ思いで読む。

「その夜」までの日常が、本作の真骨頂といった感じ。

ユルユルと流れる、抑圧された日常が重苦しくもあるのだが、そんな中でも中学生は中学生なのである。そんな普遍な事実を愛しむ思いで読んでいた。「いつまでも、日々があり続けてほしい」と。
しかし、「その夜」はやってくる。
これでもかとその惨状を伝える描写は見たくはないけど知っておかなければならない現実を見せてくれる。
ただ、納得いかないことがある。「その夜」におこる何度かのファンタジー。それまで日常も惨状も写実的だっただけに、この部分だけが、なんというか、がっかりだった。
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫) Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫)より
4620210412
No.7
(3pt)

非常時な日常を愛しむ思いで読む。

「その夜」までの日常が、本作の真骨頂といった感じ。

ユルユルと流れる、抑圧された日常が重苦しくもあるのだが、そんな中でも中学生は中学生なのである。そんな普遍な事実を愛しむ思いで読んでいた。「いつまでも、日々があり続けてほしい」と。
しかし、「その夜」はやってくる。
これでもかとその惨状を伝える描写は見たくはないけど知っておかなければならない現実を見せてくれる。
ただ、納得いかないことがある。「その夜」におこる何度かのファンタジー。それまで日常も惨状も写実的だっただけに、この部分だけが、なんというか、がっかりだった。
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲より
4620108391
No.6
(3pt)

良くも悪くも中学生向け

…ごめん。
「上手」だとは思う。
が、正直、「薄い」
↑はSF要素が入っているから、と、いう訳ではない
…全体的な印象が「ロープレゲーム」
逃げてる最中の直邦に違和感。戦時中の8歳がそれ程迄に能天気でいられる訳が、ない

あとがきを読んで↑と思ってしまったのが申し訳なかった。けど、率直な感想
完全に「児童向け」と思って読めば良かったのかも知れない
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫) Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫)より
4620210412
No.5
(3pt)

良くも悪くも中学生向け

…ごめん。
「上手」だとは思う。
が、正直、「薄い」
↑はSF要素が入っているから、と、いう訳ではない
…全体的な印象が「ロープレゲーム」
逃げてる最中の直邦に違和感。戦時中の8歳がそれ程迄に能天気でいられる訳が、ない

あとがきを読んで↑と思ってしまったのが申し訳なかった。けど、率直な感想
完全に「児童向け」と思って読めば良かったのかも知れない
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲より
4620108391
No.4
(5pt)

石田衣良がやはり傑出してすぐれた文学者であることを、確信させられる一冊

恐らく少しずつ読み進むことはできないと予想し、発売日に購入後休日に読み始め、その日の内に一気に読了。
一般的にはIWGPシリーズで知られる作家ではあるが、この作家の優れた文学者としての才能は「北斗」やこの「不死鳥少年」にも発揮されていると感じさせられた。
東京大空襲という歴史的事実を世に残す為の綿密な資料収集と取材に基づき書かれた文章は、心の奥にその情景が痛みを伴って拡がる筆力によって書かれていた。
それに加えこの作家だけがこういう作品にできたであろうと思われる、エンタテインメントの要素も加えた作品に仕上がっている。
ここ数年読んだ本の中で一番心の奥に染み入り、プロの凄さを感じた作品でした。

前出のレビューにもあったが是非本屋大賞に選ばれ、たくさんの人に読まれることを願っています。
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫) Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫)より
4620210412
No.3
(5pt)

石田衣良がやはり傑出してすぐれた文学者であることを、確信させられる一冊

恐らく少しずつ読み進むことはできないと予想し、発売日に購入後休日に読み始め、その日の内に一気に読了。
一般的にはIWGPシリーズで知られる作家ではあるが、この作家の優れた文学者としての才能は「北斗」やこの「不死鳥少年」にも発揮されていると感じさせられた。
東京大空襲という歴史的事実を世に残す為の綿密な資料収集と取材に基づき書かれた文章は、心の奥にその情景が痛みを伴って拡がる筆力によって書かれていた。
それに加えこの作家だけがこういう作品にできたであろうと思われる、エンタテインメントの要素も加えた作品に仕上がっている。
ここ数年読んだ本の中で一番心の奥に染み入り、プロの凄さを感じた作品でした。

前出のレビューにもあったが是非本屋大賞に選ばれ、たくさんの人に読まれることを願っています。
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲より
4620108391
No.2
(5pt)

絶対に2度と起こしてはならない戦争を回避するために、是非ともあらゆる方に読んで頂きたい永遠不滅の神作品です!

父はアメリカ人、母は日本人の武はアメリカで暮らしていたものの、第二次世界大戦勃発により日系人への不穏な空気の兆候が生まれた事を感じ、母と二人で日本へ。
叔母の家で世話になりながら、戦時下の厳しい日常を乗り越えつつ、子供らしい無邪気さで親友2人&同居の同い年の美人いとこと、ささやかな青春を感じていた矢先、突然始まった東京大空襲!

母と家族を率いて、炎そのものとなった街を駆ける武の運命は――。
いま読まれるべき、3.10東京大空襲の物語。

以上、そんな内容の石田衣良さんの戦争作品です!
発売情報を得た先月からずっと楽しみにしていた、今年の新刊発売日購入の3冊目であり、早くも今年のNo.1候補&来年の本屋大賞に推したい神作品でした!

あとがきで石田さんが書かれているように、『母親が東京大空襲を経験された石田さんが、直接戦争を体験してない世代の作家が戦争を書いておく必要があると感じ、方法論を考え尽くし、現代小説の強みを総動員して、あの地獄を絶対忘れられない読書体験が出来る作品にしよう。特に、この作品が主人公たちと同じ少年少女へ届くように……』
と、そんな強い信念で描かれた今作品は、
当時の戦時下の狂った日常と、それでも懸命に子供らしく青春を送る主人公たちの姿と、
地獄そのものの東京大空襲の夜を、主人公と共に体験出来る作りとなっています。

特に東京大空襲の夜の章は、地獄の真髄を伝えるために、現代小説らしくSF要素を用いており、中には余計な要素でけしからんと拒否反応を起こされる読者もいるかと思いますが、
僕にはそのSF要素のおかげで、より強く戦争の地獄を読書体験出来ましたし、恐怖と共に、命を賭けた行動に涙が溢れて止まりませんでした……。

石田さんは、かつて僕が結婚や引越や転職という環境激変から半年読書出来なくなり、そのまま読書離れも有り得た2015年元旦に『池袋ウエストゲートパーク』がきっかけで読書生活に戻してくれた読書恩人なのですが、
また新たに、こんなに素晴らしく感動的で、加えて社会的にも大きな意義をもたらす神作品を世に送り出してくれた事に、心から感謝するばかりです!
本当にありがとう……。

絶対に2度と起こしてはならない戦争を回避するために、是非ともあらゆる方に読んで頂きたい永遠不滅の神作品です!

加えて、SFオリジナル戦争作品の『逆島断雄~』の続編(エブリスタで連載終了済み)を是非とも書籍化して欲しいと願うばかりです(^-^*)/
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫) Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 (毎日文庫)より
4620210412
No.1
(5pt)

絶対に2度と起こしてはならない戦争を回避するために、是非ともあらゆる方に読んで頂きたい永遠不滅の神作品です!

父はアメリカ人、母は日本人の武はアメリカで暮らしていたものの、第二次世界大戦勃発により日系人への不穏な空気の兆候が生まれた事を感じ、母と二人で日本へ。
叔母の家で世話になりながら、戦時下の厳しい日常を乗り越えつつ、子供らしい無邪気さで親友2人&同居の同い年の美人いとこと、ささやかな青春を感じていた矢先、突然始まった東京大空襲!

母と家族を率いて、炎そのものとなった街を駆ける武の運命は――。
いま読まれるべき、3.10東京大空襲の物語。

以上、そんな内容の石田衣良さんの戦争作品です!
発売情報を得た先月からずっと楽しみにしていた、今年の新刊発売日購入の3冊目であり、早くも今年のNo.1候補&来年の本屋大賞に推したい神作品でした!

あとがきで石田さんが書かれているように、『母親が東京大空襲を経験された石田さんが、直接戦争を体験してない世代の作家が戦争を書いておく必要があると感じ、方法論を考え尽くし、現代小説の強みを総動員して、あの地獄を絶対忘れられない読書体験が出来る作品にしよう。特に、この作品が主人公たちと同じ少年少女へ届くように……』
と、そんな強い信念で描かれた今作品は、
当時の戦時下の狂った日常と、それでも懸命に子供らしく青春を送る主人公たちの姿と、
地獄そのものの東京大空襲の夜を、主人公と共に体験出来る作りとなっています。

特に東京大空襲の夜の章は、地獄の真髄を伝えるために、現代小説らしくSF要素を用いており、中には余計な要素でけしからんと拒否反応を起こされる読者もいるかと思いますが、
僕にはそのSF要素のおかげで、より強く戦争の地獄を読書体験出来ましたし、恐怖と共に、命を賭けた行動に涙が溢れて止まりませんでした……。

石田さんは、かつて僕が結婚や引越や転職という環境激変から半年読書出来なくなり、そのまま読書離れも有り得た2015年元旦に『池袋ウエストゲートパーク』がきっかけで読書生活に戻してくれた読書恩人なのですが、
また新たに、こんなに素晴らしく感動的で、加えて社会的にも大きな意義をもたらす神作品を世に送り出してくれた事に、心から感謝するばかりです!
本当にありがとう……。

絶対に2度と起こしてはならない戦争を回避するために、是非ともあらゆる方に読んで頂きたい永遠不滅の神作品です!

加えて、SFオリジナル戦争作品の『逆島断雄~』の続編(エブリスタで連載終了済み)を是非とも書籍化して欲しいと願うばかりです(^-^*)/
不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 Amazon書評・レビュー: 不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲より
4620108391