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プラトニックチェーン
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【この小説が収録されている参考書籍】
プラトニックチェーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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高校生の時、もうかれこれ10年以上前ですが、漫画版を読んでいました。主人公が女子高生でギャルなんですが、当時はギャルなんて萌え方面にはないジャンルでしたので、新鮮で一発ではまったんですが、最近アマゾンで小説版が電子で出ていたので、懐かしくなって購入しました。 漫画版とはプラトニックチェーンという何でもわかるサイトがあるというくらいで違うのですが、雰囲気は通じるものがあり、楽しめました。 | ||||
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作者さんのショートショートの第4シリーズをまとめた作品集です。 2003年から2004年にかけて三分冊で発売されていたシリーズを、上下巻構成にして再リリースしたものです。 上下巻構成の上巻であるこの単行本には、全51作が収録されています。うち50作は2001年~2003年にかけてファミ通に連載されていたものの前半半分です。1作は再リリースの際に書き下ろされたものです(下巻も同様に連載の後半半分と1作の書下ろしで全51作品収録です)。 10年越しの文庫化であり、とても期待していたのですが……。物理書籍版は非常に誤植が多いです。後に発売されたKindle版では普通に読む分には気付かない程度に減っています(ひらがなとカタカナの「べ・ベ」が入れ替わってるなど)。今から読む方にはKindle版をおすすめします。 なんでも調べて教えてくれるサイト「プラトニックチェーン」と、その利用者にまつわるショートショート集です。 作者さんの今までのシリーズ『1999年』『2000年』『2999年のゲーム・キッズ』は運命に翻弄されるバッドエンドが多かったように思います。しかし今作では女子高生を中心に、情報を武器にして自ら運命を切り開いていくような強さと明るさがあります。 しかし、なんでも調べられる時代は、ひっくり返ると『「自分が調べているということ」を誰かに調べられている時代』でもあります。監視社会にも成り得るテーマの中で、希望的なエピソードが多いことに少し安心をします。これは若者をメインに据えた話が多いからなのでしょうか。 AR拡張や位置情報サービスなど「時代が追い付いた」作品もあれば、まだ少し未来の話かなという作品まで多く収録されています。おそらくもう10年経つとこの作品集が持つ意味は完全に変わってしまうのでしょう。早めに読むことをおすすめします。 わたしが好きなのは、第01話 「世界1の女」、第34話 「アイドルを探せ」です。前者はKindle版の試し読みサンプルでまるまる読めますので興味のある方は是非。渡辺浩弐さんがこんなハッピーエンドをかけるなんて! | ||||
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ファミ通時代の本を探して、うろ覚えな特徴的な内容で質問しましたが中々見つからずカテゴリを変えたら教えてくれた人がいたので買ってみました。 最初に読んだ時は何かハイテクな時代が舞台で少し怖い様な気がしました。表現としてはコナンとかまいたちの夜の中間みたいな感じです。 思春期時代の女の子視点から書かれてる物が多いショートショートな物で疲れを感じずに読めます。 表紙のイラストは漫画っぽかったので少し心配でしたが、一応、小説です。 ショートながらに感動する物も交じっているので気に入ってます。 | ||||
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こんなに口数の多い会話が出来る人々が羨ましいです 現代大人はくさいものにフタをしてるのか女狩りの洗練してるのかというと 絶対女狩りのために無口になりたがるのでしょう とにかく大人が恥じらいもなく読めるのだから私は貝になります | ||||
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この小説は短編集です。1話が4‾5ページなのでとても読みやすいです。 短いながらも内容はとてもよく考えられていて最後はいつも予想を裏切られます。 とても面白いので興味がある方は是非。 ただ、たまにダークな感じのお話もあるのでそういうのに抵抗がある方もいるかもしれません。 | ||||
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淡々とした文体が気持ちいいです。 一話一話が5ページ程度で終わるのでサクサク読めます。 作風は以前の残酷で冷たい感じから 少し間抜けでバカバカしいものに変わっています。 もちろんバッドエンドもありますが、ずいぶん明るくなりました。 このシリーズの中では、二巻がいちばんバランスが取れていておもしろいです。 でも順当に一巻から読んでいくのをお勧めします。 | ||||
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この本は近い未来の話の短編集です。 町のいたるところ設置されたカメラ。 そのカメラの映像が保管されているパソコンにハッキングできる人物がいます。その人物が作成したサイト…。それがプラトニックチェーンです。 そこで検索すればカメラに映っていることはすべて再生することができます。 そのサイトにアクセスする人々を書いた本です。 一話一話に考えさせられ、そしてわかったときにすっきりする作品です。 忘れたころに読むとまた謎解きができ、とても飽きない作品です。 謎解きが好きな人にはおすすめです。 TVにたとえると「世にも奇妙な物語」のような作品です。 世にも奇妙な物語の世界観が好きな人は買ってみてはいかがでしょうか? | ||||
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日本中に監視カメラが設置され、あらゆる人の一挙手一投足が映像や写真として記録に残される世界。 まるでそれはこれからの日本を表しているようで、単純だけどどこか現実味のあるこの世界観に惹かれました。 そんな中で、凄腕のハッカー「プラトニックチェーン」を使った様々な人の話が繰り広げられます。 物語としては一話五ページで簡潔。 必ずしも前の話と後の話はつながらず、忙しい合間にも気軽に読めるのが嬉しかったです。 何より短い中でしっかりとしたストーリーが展開され、最後のオチは意外なものも多く、読んでいて全く飽きがきませんでした。 自分が他人の行動を監視カメラで見ることが出来た場合の心情など、時にはダークに、時には優しく表現されていて、気が付けば瞬く間に読み進めてしまいました。 忙しくて読書の時間が無い人には、お薦めの一冊です。 | ||||
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ショートショートの鬼才・渡辺浩弐が描く、 一歩先の現実かもしれない世界。 どの物語も、少しの毒とロマンチックが効いていて、 飽きることなく、一気に読める。 そして読後は、きっと世界が違ってみえるはず。 | ||||
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「アンドロメディア」「Black Out」等の著作を始め、ゲームクリエイタとしても有名な渡辺浩弐が、ゲーム雑誌「ファミコン通信」に連載していたものに加筆訂正を加えたもの。 世界中のカメラや記録メディアなどから、世の中の全てを検索できるという『プラトニックチェーン』を巡る、様々なストーリーを、軽妙な語りで綴った短編集。 話自体はサイバーな内容ながらも、渋谷の女子高生の軽妙な会話でのみで語られるなどストーリーなど、そのテイストの軽さは作者得意のもの。 「ポップ・ノベル」と銘打たれており、190ページで30話と、1話1話は短いながらも内容はかなりバラエティ豊かで、確かにポップ。内容も1話ずつしっかりオチが効いており、充分楽しめました。 基本的に短編間にそれほど関連はなく、「プラトニックチェーン」という核にある設定があるだけですので、長い話が苦手な方、本が苦手な方でも充分楽しめるのではないでしょうか? 続刊の2巻も出ています。オススメです。 | ||||
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私は、ファミ通で読んで気に入ったので購入しました。(^^) 1話(約5ページ)ごとに完結するので、読みやすいです☆ しかも、それが30話もあるので、読みごたえがあります!! 話は毎回、衝撃的な終わり方をするので ビックリさせられる事が、多々あります。笑 (続きが気になってしまう程です☆) | ||||
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【1】と同様、衝撃的な結末で終わる話ばかりです。 たまに「なるほど!」と思う話もあります。(^^) よくこんな話が思いつくなぁ~っと感心してしまいます。 【2】も1話(約5ページ)ごとに完結するので、読みやすいです☆ それが、30話もあるので、本当に読みごたえあります!! | ||||
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『2』だとか『リターン』だとか、続き物は当初の驚きが薄れやすいとよく言われるがそんなことはない。しっかりとおもしろくなっている。 基本は前作と同じ。小さなお話の集合。 これだけのアイデアがこの本に詰まっていることを考えればお買い得なのかもしれないが、大人が買うにはちょっと恥ずかしいかもしれない。 ちょっと中途半端な気もするが、内容はそんなことはない。買って損することはない。 あんまり古本屋に出回りそうな本でも無いし(読み返してもおもしろい)新本で買わないと読みそこなうかもしれない。 前作よりも面白くなっている。だからこその星4つ。 | ||||
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