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(短編集)
エブリ リトル シング クワガタと少年
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エブリ リトル シング クワガタと少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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IT関連のライターをされていた大村さんが書いた初の小説。 内容については賛否両論あるようだが、純粋に読み物として完成度が高いと思う。 成功哲学関連の一冊として読むのには確かに違和感があるものの、人生訓を含む小説として捉えると素晴らしい。 「人生を変える6つの物語」が収められているこの本は、とにかく話がやさしい。 読んで救われる話のオンパレード。 そして、登場人物は緩やかに柔らかくつながっていく。 一生懸命がんばっている誰かの行動が、どこかの誰かの幸せにつながっている こう書いて思い出したが、このテーマはミスチルの「彩り」の歌詞にぴったりだ。 この本を読むときにはミスチルの「彩り」をイメージしながら読むと良いかもしれない。 通勤電車の中で読んで、昼休み中にも取り出して開いて読んだ本はそう多くない。 | ||||
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大村あつしさんはVBAの第一人者としても有名ですが、文筆家としても知名度を上げています。わかりやすく、知的な文章が魅力です。1度読んだ本を読み返すことはあまりないのですが、この本は2回読み返しました。それくらい価値のある書物だと思います。 全部で6編になっていますが、第1話の主人公の少年がその成長とともに第2話以降にも登場します。第6話ですべての話が収束するのですが、なぜか第3話に出てくる2人が、この話に加わっていません。その理由は、続編の「エブリ リトル シング 2.0」に隠されています。 個人的には、第3話の京香が萌えです。真のメガネっ子萌なら、彼女に惚れないわけがないw | ||||
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初めて読む作者。 自己啓発書的でもあるが、哲学でもある。 5本足のクワガタと義足の少年の話から、学校生活、初恋、大学、バイト、結婚、就職といった人生の流れを綺麗に描いていると思う。 ちょっと人生に疲れたと思う青少年が読むのには適していると感じる。 もちろん中年でも良いのだが、どうしてもノイズが少ない分、綺麗過ぎると感じてしまう。 構成的には「陰日向に咲く」に似ていると思う、展開の妙が良い。 | ||||
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話題の本なので いろいろな所でお目にかかります。 当然 評価も賛否両論で 駄作、傑作の真二つに分かれて 「実際のところはどうなんだろう」 って客観的に読んでみました。 その点からいえば 緻密な構成に基づいた解りやすい物語です。 登場人物がザッピングされて 一話ごとに愛着も深まって 最終的には上手にまとまる。 それだけです。 読み手によって デキレースに見えたり 感動の傑作に見えるのは 結局は同じ所に根があるからこそだと思います。 私は 素直に感動しました。 解りやすいからこそストレートに感情に響きました。 | ||||
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最初は私が読みたくて買ったのですが、私が読み終えると、そっさく9歳と5歳の子どもに読んで聞かせました。 9歳の長男は「ふーん」といったきり、だまっていました。 5歳の長女はCDを聞きたがり、聞き終わった後は、じっとしたきり何かを考えていました。彼女には普段あまり見られない表情です。 それ以来、ふたりは何度も、何度も読み返しています。 | ||||
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大切なコトをストレートに伝えてくる作品ですね。 いい加減歳を取った私には、どこか気恥ずかしいですが。 ひとつひとつの物語がどこかで繋がっていて、ラストまで読むと、伏線が回収されて綺麗に纏まる。 分かりやすく心に残るでしょう。 さて、文章は。 稚拙、とまではいかないけれど、それほど上手いわけではありません。 文章で読ませる本とは言い難い。 物語の展開も。 作者は「意外性の魔術師」と呼ばれているそうですが、この作品においては、それほど「意外性」があったとも思えません。 読み易く解り易いので、普段本を読まない人や、 まだ自分の好きな「文章」を確立できていない中学生にはいいかもしれません。 幾ら中学生でも、色んな本を読みなれている人にはちょっと物足りない気もします。 期待しすぎず、更に素直に読んだ方がいい本だと思いました。 | ||||
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TVなどでも取り上げられていた話題の短編集です。 オムニバス形式になっていますが、それぞれの物語が どこかで微妙にリンクしています。 「クワガタと少年」ばかりが取り上げられますが、 この着想と構成は文句なしにすごい! 随所にはっとさせられる言葉がちりばめられています。 私は野球少年の監督の言葉に胸を打たれました。 『誰かの影響を受けて、助けられて人は生きているんだ』 賛否はあれど、私は“傑作”と評価したいです。 | ||||
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窓ぎわのトットちゃんのような、一杯のかけそばのような、 ベストセラーになるでしょう。 キーワードは「本を読んでこんなに感動したのは初めて!」 そう、ふだん小説を読まない方にオススメです。 小説好きな方には決してオススメしません。 | ||||
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こちらのレビューで絶賛されていたので、すごく期待して読んだのですが・・・。 個人的には肩透かしでした。 ふだんあまり本を手に取らない方や、単行本は初めてという若い方には読みやすいのかも。 大村さんの著書なら「人生は数式で考えるとうまくいく」の方が重みを感じました。 作者の実体験に基づいているからかな? とにかく、レビューと自分の評価にこれほど差がある本は初めてで、 そういう意味では勉強になりました。 | ||||
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他のユーザーの方々の 評価がとても高かったので、購入しましたが、はっきりいって ひどいです。 話がうさんくさい。無理やり、つなげたって感じです。こんな小説に感動するなんて、小学生 低学年レベルですね。 とにかく買って損した。 | ||||
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日々の生活で忘れていた何かを教えてもらった気がしました。 ほんわかあたたかい気持ちになれ、 著者の方にお礼をいいたいです。 小説に「ふせん」を6箇所つけた。 小説では生まれてはじめてですね。 素晴らしい一冊だと思います。 | ||||
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宣伝にどっかの芸能人が「第一章からすでに涙!」とか書いてるので読んでみたが、何も得るところはなかった。第三章まで読んで、この本を閉じた。 わたしには、もういい。その後でどんなうまい手法や意外なオチを見せられようが、底が知れた時点で読む気をなくした。 いいことを言おうとするあまり、私のようなひねくれた人物には「歯の浮く」内容と写ってしまい、素直に読めなかった。「感動させよう」とする手法が直接的すぎるため、私にはけむたかった。 私にとっては星1。でも誤解しないで欲しいが、感動した人には星5でいいとおもう。 | ||||
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奇跡というものは普段自分の外にあると、人は思っているかもしれません。 けれど、青い鳥がほんとは近くにいたように、奇跡を起こすのは自分の中のささやかな「リトリシング」なんですね。 人は皆奇跡を起こす力を持っている。ただ、それに気付くか気付かないか。複雑に絡み合う6つの物語を読み進めるうちに、もうすでに、7つ目の奇跡の主人公になっている。 帯にありますが、ほんとうに、本を閉じた瞬間に自分の中から不思議なエネルギーがわいてきます。 | ||||
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どこにでもありそうな内容ですが、評判がよかったので、一冊購入しました。しかし、すぐ後悔しました。内容は平凡だし、ぜんぜんおもしろくないだけではなくて、書き方がわりにテクニックもなく、平板型。率直な感想です。 | ||||
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短編小説なのに、長編小説でもある不思議な小説 小説なのに、自己啓発書でもある 自己啓発なのに、感動して涙が出る 僕がすごいと思ったところは・・・ 第1話の無邪気な小学生のデーパートでの買い物のお話し 第2話は貧乏な中学生のお話し 第3話が嫌われ者の高校生のお話し 第4話は大学生のアルバイト先でのお話し 第5話はトップセールスマン(社会人)の昇進の話し というように一つひとつがまったく別世界の話し そして時代も違う なのに、第六話で・・・ まさに、時空を超え、一つの世界に・・・ おっとこれ以上はナイショにしておいたほうがいいかな? | ||||
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人はつながっていると言われます。 しかし、身近に接している人はともかく、会ったこともない人と自分がつながっていることを実感することはできません。 しかし、人は確かにつながっているのです。 ひとりの少年の小さな勇気とやさしさが、これほど多くの人に勇気とやさしさを与えることができるのかと実感できる作品です。 もちろん、少年は自分の行動が人に与えた影響を知りません。 しかし、いずれ気づくときがあるでしょう。 なぜなら、世界はつながっているから。 物書きの端くれとしては、大村さんに嫉妬します。 高度な技法だけでなく、人間を描く奥深さに嫉妬します。 読んだあとに、すぐ続編を読みたくなる本は少ないものです。 貴重な本に出会えたことを感謝します。 | ||||
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5本足のクワガタから端を発した物語が次から次へと新たな展開を繰り広げるオムニバス小説。 全部で6話ある短編小説が見事にからみ合って読者に人生の教訓を訴えてきます。 一話一話の完成度も高く、必ずその中に人生に対する「教え」が隠されています。 最初の短編小説「クワガタと少年」に出てきた主人公の少年は、その後直接的には現れませんが、残りの短編小説に大きな存在感を与えています。 そこのところの技法は見事としか言いようがありません。 それぞれの物語で主人公を支える人物のやさしさを垣間見た時、心の底からなんとなく暖かいものがこみ上げてくるのを感じました。 意外な展開の連続で、最後の一話を読み終えたとき素晴らしい一本の小説としてその姿を現します。 一度読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。 | ||||
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