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人類博物館の死体



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【この小説が収録されている参考書籍】
人類博物館の死体 (ハヤカワ文庫NV)

人類博物館の死体の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

意あまって、力足りず

クローン技術をテーマに科学、技術面の情報を盛り込み、倫理面での問題を提起(しようと)する情報小説的な側面や、フランス・韓国をまたにかけ、さまざまな登場人物を出してスケール間を出そうとした面、物語を多視点で描き重層さをあたえようとした点など、短い作品ながら色々と盛り込もうとした野心的な作品だと思います。
しかし、いかんせん、筆力が追いついていないようです。ブツブツと切れる物語は、サスペンスやミステリーに欠け、面白みがありません。文章をコンパクトにまとめようとしているのだと思いますが、シンプルな文章は簡潔というよりも説明不足で説得力に欠けています。
せっかく語り手を複数出しても、伏線もこれといってなく、ばらばらのどたばた劇を見ている感じがします。
物語を語る能力がいささか他の名手に比べて劣るのか、中途半端に長いあらすじを読まされているようでした。
人類博物館の死体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:人類博物館の死体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150412057

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