フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイの評価:

3.68/5点 レビュー 113件。 B ランク

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平均点3.68pt

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全142件 141〜142 8/8ページ
No.2
(4pt)

夢見る少女のその先を夢見る女が読む本

びっくりするほど美系でお金持ちでセンスもいいのに辛い過去があったので,愛を知らずSMに快楽を求めるクリスチャン.
どうやらかなり綺麗らしいのに自分の魅力に気付いていなくて,まっすぐな心を持ち,しかもバージンのアナスタシア.
この二人がティーンエイジャーさながらに,少しずつ愛を育むくせに,たっぷりとセックスも楽しむストーリー.

なるほどアメリカやイギリスを始めワールドワイドに売れているはずだ.

自分をアナスタシアに重ねれば
要所要所で,お姫様のように大切にされ守られるうっとり感につつまれ,しかもセックスにおいては調教されたりるドキドキ感も味わえる.
何といっても,本の厚さの割にはすぐに読めてしまう・
けれども雰囲気を味わう本だから,OJTFifty Shades of Grey-Classical Albumも出ていることだし(しかも1000円ほど)それを聞きながら,ベッドタイムに読みましょう.
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV シ 28-1) Amazon書評・レビュー: フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV シ 28-1)より
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No.1
(4pt)

クリスチャンの会社は経営が大丈夫なのでしょうか…

まあ、なんということでしょう!邦訳が出版されてしまいましたね。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
日本での出版は、むしろ遅すぎたくらい。全世界で翻訳出版されていますものね。
かのハリポタを超える(らしい)、話題作ではございますが…

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の翻訳者が池田 真紀子氏ということに早川書房の本気度が伺えます。読みやすい翻訳でしたわね〜
しかもハヤカワは新たなレーベル「RiViERA」を立ち上げて、大人の女のエロを追及していく所存らしいっすね。
まあ、ハヤカワさんはアタクシが読了後、気分が悪くなったくらいのBDSMの隠れた大作「Mの日記」の出版元でございますので、なんとなく納得ざんすよ。

装丁は本国のまんまなので好感が持てますわ。
「トワイライト」の日本初版では、マンガ絵だったのがなつかしく思いだされます。
本国の装丁では、美しく退廃的だったのに、日本版になるといきなりPOPになっているんだもん!

内容はというと、うん、まあ、こんなものでしょ。
えっとこれがマミーポルノ(母親専用ポルノ)ともてはやされて、大ベストセラーっすか?
そっか・・・
ソフトポルノかな。「エマニュエル」といい、このくらいのソフト具合の方が、世の女性には受け入れやすいのかもしれない。
受動・被虐の側(アナスタシア)が実は相手(クリスチャン)を支配する、とかいうテーマは深いような他愛ないような。
日本にはかの団 鬼六先生やら沼 正三先生がいらっしゃるからな。
このくらいのBDSMぐらいじゃ、アタクシ驚かないことよ。しかも禁止事項をアナは付け加えていくし。
正統派のラブロマンスってとこかしら? 

「トワイライト」の方が、ずっとずっと心に痛いのですが、読んでいて。
愛している女の血を欲している(食欲がある)のに、吸血鬼にはしたくないというエドワードの、生存欲と愛の葛藤が心に染みました。
生き物にとっての究極の二者選択だったものね。生きる(愛するか)か死ぬか(飢えるは)…みたいな。
かの大名作「あらしのよるに」を彷彿とさせる物語だったことが、アタクシ好きだったんだなぁ〜

反して、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の選択ってさ、普通の恋愛をしたいのにSMは嫌だ。
ってことでしょ。どうも、危機感、瀬戸際感がなく、恋人同士のお二人で、プレイの方向性をどうぞお悩みくださいな。
みたいな醒めた感想を抱いちゃったヨ。
恋人同士の内輪モメってやつですか。

もともと「トワイライト」のファンフィクション「マスター・オブ・ザ・ユニバース」というネット小説だったらしい、今作。
良くも悪くもネット小説らしい長所と欠点を抱いた作品でもあります。
ネット小説出身の作家さんというのは、割に、自分が描きたいシーンを、自分が訴えたいテーマを前面に出してくる傾向がある。
萌えのシーンを、細切れに、矢継ぎ早に見せていく、というか。
ものすごく作家に、その作品に対する(あるいはキャラに対する)パッションがあるので、時として、こちらの胸に突き刺さってくるんだよなぁ、その手法。その作家との相性があえば。
しかし、人物描写は甘かったりします。今作を読んで結局アナスタシアがどんな容貌だったかはさっぱりわかりません。下唇をかむ癖がある…というのは痛いくらいわかりましたが(笑)
「トワイライト」が下敷きなので、読者は勝手にそこから人物設定を想像して読んでね、ということでしょう。

しかし、なんだかんだ言っても、私はこの3部作は読破しちゃうんだろうなぁ。
もしかして、人間の深淵が読めるかもしれないと、期待をこめつつ★★★★で。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV シ 28-1) Amazon書評・レビュー: フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV シ 28-1)より
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