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リンガラ・コード
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リンガラ・コードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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1960年初頭の、独立後間もないコンゴを舞台としたエスピオーナージ。 親友を殺されたCIA職員が、コンゴの動乱の背景を探るうちにつながりを見出していく、というストーリー展開である。 本作品は、枝葉末節に拘っているので、本筋を見失いがちだ。寄り道があり、なかなか先に進ませてくれない。そのせいか、徐々に明らかとなる真相も、盛り上がりに欠けるのだ。本作品の見るべきポイントは、この当時のコンゴを包む、一触即発のカオスな空気感なのかもしれないね。 ラストのサプライズは、とある作品と似てたりして。【エドガー賞】 | ||||
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「リンガラ・コード」の米国での発刊年が1972年、ビル・バリンジャー著「赤毛の男の妻」の米国発刊年が1956年。この両著の最後のページの内容は、全く同じです。 | ||||
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1973年のエドガー賞最優秀長編賞受賞作。 舞台は1962年、独立したばかりで混迷状態にあるコンゴ(1971年にザイールと改称し、1997年に再びコンゴに戻った)。主人公で語り手のマイク・ヴァーノンは、アメリカ大使館に勤務するCIA部員。無二の親友で、大使館付武官のテッド・スターンズが、突然殺害される。 スターンズ殺しの真相究明を縦糸に、動乱のコンゴでの諜報活動を横糸にして、物語が紡がれていく。前者は主人公が感情に走りすぎて、うざったく感じた。後者は悪くはなかったが、コンゴという特異な舞台設定がイマイチ生かされていない気がした。全体的に、おもしろくない事はないのだが、なんかギクシャクした感じで、話に乗れなかった。 しかし、最後の最後、エピローグで明らかになる”衝撃の事実”には、頭をガツンとやられた思いだった。最近ならともかく、1960年代にはこれはちょっと無理な気がする。だが、あるいはこの”時代を先取りした”衝撃こそ、エドガー賞受賞の理由かもしれない。 | ||||
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