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ラリパッパ・レストラン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラリパッパ・レストラン 文春文庫

ラリパッパ・レストランの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ある時代のある気分が濃厚に漂っている

「一種独特なアホ」のホギーと「オリンピック級の精神異常者」のチェブのいかれたコンビは、いつもラリっていて危なげでどうしようもない人物だけれど、妙に心に残る。小麦文明論をのたまう売人のナズにしても、スーザンやジュールズにしても、大虐殺事件にまきこまれるその他大勢の人物にしても、いずれも妙に気にかかる。ストーリーはまるで面白くないし、読み終えてなんの感銘も残らない。ただ独特の雰囲気、ある時代の気分のようなものは濃厚に漂っている。それだけで充分なのかもしれない。誰と名ざすことはできないが、しかるべき男優、女優を得て映画化されたならば、珠玉の名品になったかもしれない。「ラリパッパ・レストラン」という邦題は、よくできているとは思うけれど、ちょっと損している。
ラリパッパ・レストラン 文春文庫Amazon書評・レビュー:ラリパッパ・レストラン 文春文庫より
4167661500

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