聖者は口を閉ざす
評判
聖者は口を閉ざすの評価:
4.00/5点 レビュー 3件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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聖者は口を閉ざすの評価:
4.00/5点 レビュー 3件。 - ランク
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襲撃された主人公に当たる登場人物がその襲撃者のことを知っているようなのに何故か口を閉ざし、もう一人の主人公にあたる婦警がその謎に踏み込んでいく・・・というのが大体の主筋でそこに周辺社会の諸問題や諸相が傍筋として絡んでくるという社会派の言ってみればクライム・ノヴェル。
この、主人公が何故口を閉ざすのかという主筋の謎は一応解かれますが、その悲しい真相は胸を強く打つものがありました。ここで描かれるドラマは醜悪で不条理な現実の社会でもあり得る決して他人事ではない分、悲しみは一層深くなると思いました。
傍筋の現代社会の活写も舞台はアメリカなれど、どこの国でもあり得る普遍性があり、色々考えさせられると感じました。
最近翻訳された「黄金の街」でも感慨をだきましたが、この著者のプライスという人は市井の庶民が抱える問題を常に意識いて作品を書くタイプのようで、そこが正にプライスという人の真骨頂に思えました。
著者は本職はシナリオライターで小説はあまり沢山書く方ではない方らしいですが、絶版になっているものの復刊や未訳の作品の紹介も期待したいところです。