一組の男女が南アルプスの秘境聖岳で遭難した。茶屋次郎の知人の娘波路は助かったが、恋人の若松は消息不明のままだった。

長野、松本、小布施… 偽探偵の裏の顔を暴け！ 山根七海から息子で会社員の勇一郎の素行を調査してほしいとの依頼を受け、私立探偵・小仏太郎は尾行を進める。

大衆新聞「日刊社会」に、投書が匿名で送りつけられた。それによると、女優の卵の梅宮汐里が数日前から行方不明だという。

安曇野市の国道で見つかった男性の遺体。轢き逃げかと思われたが、刺し傷から殺人の疑惑が浮上する。

上高地の横尾山荘に宿泊中の女が失踪した。翌朝、同じ山荘近辺でテント泊をしていた男が刺殺体で発見される。

弟の伸之助(しんのすけ)が、銚子へ旅行に出たまま戻らない――。

唐松岳頂上山荘に到着した北アルプス山岳遭難救助隊の一行を待っていたのは、「遭難事故発生」の知らせだった。

かの文豪も越えたという天城峠――。

福井・東尋坊に取材で訪れていた旅行作家・茶屋次郎は突如、地元警察から事情聴取を受けた。

嵐山、念仏寺、鳥辺野… 異界の迷宮、古都の惨劇。

蝶ヶ岳で遭難し救助された物部佐千子。

女性の扼殺死体が発見された。十年ほど前に、二歳の娘と蒸発した女だった。

連続殺人、放火……脅迫犯を追って、人情刑事、薩摩路を駆ける! 松本市内の繁華街で、地元の不動産会社社長の船田慎士が刺殺された。

上高地で有馬英継の刺殺体が発見された。安曇野で農業を営む二十歳の青年だ。

松本、塩尻、白骨温泉で交差した殺意の行方は? 仮出所を目前に控えた模範囚はなぜ逃走したのか? 松本市内の空き屋から男の撲殺死体が発見された。

長野県松本市の住宅街で８月の白昼、火事が発生。住人の上条貞彦夫婦と住み込みのお手伝いが焼け出された。

南小谷発新宿行きの「スーパーあずさ」車内で、ペンション経営者が殺害される事件が起きた。

北穂高岳の山頂直下でシングルマザーの門島由紀恵が殺害された！　松本署の道原伝吉が捜査を始めると、由紀恵の元夫が勤め先の料理屋を辞め失踪したことが判明。

上高地、京都、金沢、糸魚川…行方を絶った男は犯人か、被害者か―― 死の断崖に七色の殺意 人気トラベルミステリー シリーズ最新刊書下ろし 山小屋の男の失踪の裏に十九年前の殺人事件が!? 長野松本署からの調査依頼が小仏探偵事務所に持ち込まれた。

東京・亀有で私立探偵事務所を開く小仏太郎のもとに、かつての警視庁の同僚・安間善行から依頼が入った。

旅行作家・茶屋次郎は、歌舞伎町のホステスに人捜しを頼まれる。愛人だった境川大黒なる男が、忽然と失踪したのだという。

紅葉の美しい京都、旅行作家の茶屋次郎は取材のため、東福寺を訪れた。

こちら亀有探偵事務所 厚き人情と冴える推理！ 元警視庁刑事の小仏太郎は勤務中の接触事故の責任をとって退職、 東京下町の亀有に私立探偵事務所を開業した。

北アルプス烏川渓谷の水力発電所職員が、幼い少女を保護した。

“釧路湿原を新天地への旅立ちの場所に…”自殺サイトにアクセスした痕跡を残し、消息を絶ったスナックの美人ママ・令子。

取材で高知・四万十川を訪れた旅行作家茶屋次郎。現地で知り合った美女香織に流域を案内され、悦に入るものの、状況は暗転。

北アルプス槍ケ岳付近に落雷があり、登山者が行方不明になった。

夫が行方不明に…。―輸入家具の販売店を経営する唐津善治と結婚して、まだ三カ月。

安曇野署の刑事・道原伝吉が松本署に転勤になって早々、松本駅で不可解な事件が発生。

大好評の旅情ミステリー最新刊! 人を殺したくなるって、そんな甘いもんじゃない。

北アルプス奥上高地の山小屋に、夕刻、一人の女性登山者が 蒼い顔を駈け込んできた。彼女の名は毛利晶子。

北アルプス・槍沢のキャンプ場で、中年男性の刺殺死体が発見された!家族に単独行と告げて出かけた被害者だが、彼は女性と二人連れだったのを目撃されている。

北アルプスの針ノ木岳で死体が発見された。他殺死体だった。

山岳エッセイストの柴崎舟が上高地で失踪した翌年、日光・戦場ヶ原で刺殺体となって発見された。

北アルプスで行方を絶ったはずの男が、東京・世田谷で他殺体となって発見された!その直後、北アルプス・蝶ヶ岳では別の死体が見つかる。

戦時中に負傷し記憶を失った少女・七恵。指物職人の夫妻の養子となり平穏に過ごしていたが、彼女に残酷な不幸に見舞われる。

立山での山行後に姿を消した塾経営者の竹中智久。

北アルプス蝶ケ岳と常念岳の中間の西斜面。二人組パーティの大仁直孝が怪我をした。

長野県蓼科温泉の近くで殺人事件が起った。

「スーパーあずさ11号」の車中で、腹部を刺されて、男が殺された。男の名は、浦和公康。

父の認知を受けられず母子家庭で育った青年・八城一紀にとって、女子大生との同棲は夢のような毎日だった。

霧ヶ峰高原にある山荘に到着直後、散策に出たまま失踪した東京のOL北村真由子。

旅行雑誌の記者、小池南海子が取材先の諏訪湖で消息を絶った。

箱根湯本の山林で人体胸部が入った布袋が発見された。若い女性が鋭利な刃物で切断されたのであった。

安曇野で開催された山岳オリエンテーリングで、一組の男女が遭難死。

豊科の運送会社社長・福沢正澄が、刺殺死体となって発見された。

北アルプスの中でも登山者に人気の高い燕岳で、男の遭難死体が発見された。

長野県警豊科署の道原伝吉刑事のもとに、女子大生から相談があった。友人から「人を殺したい」と打ち明けられたという。

諏訪市内で、目の不自由な母親をかばった少女が轢き逃げされた。

「先生、大変です。小夜子が行方不明です」切迫した同僚秘書の電話が発端だった。

出雲に嫁いだ一人娘の雪路を連れ戻してほしい―一匹狼の調査員・岩波惇哉の許に、松平と名乗る男から依頼があった。

奈良吉野に帰郷した知人・諸越真奈美から手紙をもらった旅行作家・茶屋次郎。

その険しさゆえ「不帰ノ谷」の異名を持つ一ノ俣谷。

雨の夜、長野県警豊科署の刑事・道原伝吉の自宅をひとりの少女が訪れた。少女の名は草刈晴花。

小さな子供に何度も後をつけられ気持ち悪い、という通報が松本署にあった。