発行日：1991年01月31日

出版社：中央公論社

ページ数：246P

【あらすじ】

「新宿歌舞伎町で男が死んでいます。頭部の外傷からすると他殺の疑いが…。」事件は、妙に要領のよい110番通報から始まった。浅見光彦と名乗るおかしな第一発見者から、現場に残されたわら細工の捜査を強要され迷惑顔の警察。だが、被害者が雛人形作家であり、この遺留品が鳥取の流し雛に用いられた桟俵であることが判明した直後、若い刑事が鳥取で失踪した。運命の糸に導かれ、門跡尼寺の神秘的雛人形の世界に迷い込んだ浅見は…。

発行日：1994年06月30日

出版社：中央公論社

ページ数：334P

【あらすじ】

浅見光彦と名乗る男の、妙に手慣れた110番通報で始まった新宿歌舞伎町の殺人事件。警察は、この第一発見者から、現場に残る藁細工の捜査を強要され迷惑顔である。だが、被害者が雛人形作家であり、遺留品が鳥取山中の流し雛に使われた桟俵であると判明した直後、若い刑事が鳥取で足取りを絶ってしまう。運命の糸に導かれ、門跡尼寺の神秘的雛人形の世界に迷い込んだ浅見が見たものは…。

発行日：1999年01月31日

出版社：角川書店

ページ数：320P

【あらすじ】

浅見光彦が新宿の花園神社を取材中、男性の死体を発見した。男の頭部には桟俵という藁細工が敷かれ、植え込みには凶器と思われる石が置かれていた…。被害者は有名な雛人形作家と判明したが、彼は生前“人形に殺される”と語っていたという。しかも、遺留品の桟俵は鳥取山中の流し雛に使われたものだった。被害者は何に脅え、犯人はなぜ証拠品を残していったのか。捜査をしていた刑事までもが突然失踪し、浅見は神秘的雛人形の世界に封印された迷宮へ―。長編本格ミステリー。

発行日：2012年11月13日

出版社：光文社

ページ数：345P

【あらすじ】

新宿・花園神社を取材中の浅見光彦が男性の死体を発見した!頭の下には桟俵という藁細工が敷かれ、近くには凶器らしき石が…。男は人形メーカーの専務で、生前“雛人形に殺される”と語っていた。やがて、遺留品の桟俵は鳥取山中の流し雛に使われたものと判明、現地で捜査中の刑事も突然失踪した!神秘的な雛人形の世界に封印された謎を光彦は解き明かせるのか。

発行日：2017年12月22日

出版社：中央公論新社

ページ数：317P

【あらすじ】

新宿花園神社の取材中、頭の下に桟俵という藁細工が敷かれた死体を発見した浅見光彦。警察が捜査を進めるうち、被害者の男が生前“雛人形に殺される”と語っていたことがわかる。遺留品の桟俵が鳥取山中の流し雛に使われたと判明した直後、現地で調査中の刑事が失踪し―。神秘的な雛人形の世界に迷い込んだ名探偵は、事件を解決できるのか!