発行日：1995年05月31日

出版社：実業之日本社

ページ数：256P

【あらすじ】

奈良から柳生村に通じる滝坂の道にある首切り地蔵が何者かに盗み出され、その跡に首を切り離された北沢桂一郎の死体が磔けられていた。傍の楢の木に「わけは赤かぶ検事に聞け」と書いた貼り紙があり、京都府警の行天燎子警部補が赤かぶ検事こと柊茂と共に現場に急行したが。

発行日：1999年08月31日

出版社：角川書店

ページ数：268P

【あらすじ】

奈良から柳生村に通じる滝坂の道にある首切り地蔵が何者かに盗み出され、その跡に首を切断された男の死体が磔にされていた。傍らの楢の木には「わけは、赤かぶに聞け」というメッセージが…。さらに数日後、赤かぶ検事の自宅に度肝を抜く手紙が投げ込まれた。現在失踪中で話題になっているニュースキャスターの森島澪子はすでに殺されており、その犯人を成敗してやるという文面。赤かぶ検事は、首を切断された男が、森島澪子に執拗にストーカー行為を働いていたことを突きとめるが…。古代のロマン漂う大和路を舞台に赤かぶ検事が難事件に挑む。

発行日：2006年08月31日

出版社：徳間書店

ページ数：298P

【あらすじ】

「わけは赤かぶに聞け」首切り死体の傍らの一筆に、赤かぶ検事は驚愕した。奈良滝坂の道、荒木又右衛門に斬られたという首切り地蔵の場所である。やがて被害者宅から出てきたビデオには、失踪した人気女性キャスターの殺害場面が映っていた。