■スポンサードリンク
福音列車
このページは、小説に登録されている書籍について、小説ページに表示させるメインの書籍を設定するページです。
書籍一覧
1件 登録されています
■福音列車
![]() 【Amazon】 |
発行日:2023年11月02日
出版社:KADOKAWA
ページ数:344P
【あらすじ】
藩費留学生として渡米した島津啓次郎は、はじめて耳にした黒人霊歌に胸を打たれる。しかし、帰国した彼を待ち受けていたのは西南戦争の戦火だった(「ゴスペル・トレイン」)。上野戦争での敗北後、死に損なった元旗本の彰義隊士・伊奈弥二郎は、ハワイに渡って再起をはかるが、折しも革命の喚声があがろうとしており……(「虹の国の侍」)。神戸で生まれ育ったヴィーナは、太平洋戦争のさなか、自由インドの女性部隊ラーニー・オブ・ジャンシー連隊に従軍することで、未だ見ぬ祖国を目指した(「進めデリーへ」)。19世紀、そして20世紀は、それぞれの国家と国民が文字通り銃火を交えながら「激突」して新しい歴史をつくりあげていく時代であった。直木賞受賞作『熱源』で、樺太アイヌとロシア、日本の「激突」を描いた著者が、より大きな視点で描く歴史小説の新地平。
※現在選択中です |