発行日：2022年08月19日

出版社：集英社

ページ数：600P

【あらすじ】

全世界を熱狂させたあの伝説のミステリー『風の影』シリーズ、衝撃と感動の完結! 「忘れられた本の墓場」の四つの入り口、その最後のとびらがついに開いた── 1959年、マドリード。捜査員のアリシアは、ある日突然失踪した大臣バルスの捜索依頼を受け、彼の私邸を訪れた。そこで引き出しに隠された一冊の本を発見する。『精霊たちの迷宮』──関わる者はみな不幸な運命を辿るというその本を手がかりに、アリシアは作家の過去に隠されたある悲劇と巨大な陰謀へと迫っていく。幻想と秘密、誘惑と罠に満ちたゴシック・ミステリーの最高傑作、ついに開幕!

発行日：2022年08月19日

出版社：集英社

ページ数：688P

【あらすじ】

「本書の執筆にサフォンは文字どおり命を捧げた──」(訳者あとがき) アリシアがダニエルに託した1冊のノート。そこに書かれていた衝撃の真実とは!? 物語の魔術師サフォンの壮大な歴史ミステリー、いよいよフィナーレ! 上司から突然捜査の中止を言い渡され自由の身となったアリシアは、〈センぺーレと息子書店〉で和やかなひと時を過ごす。一方、相棒バルガスは大臣の車に残されたメモの数字から歴史の闇に葬られた真実に辿りつき……。謎の数字、一冊の稀覯本、そしてある女性が遺したノート。すべてのピースが揃い迷宮の扉が開く時、闇の都バルセロナに《鎮魂歌》が響き渡る。『風の影』シリーズ感動の最終巻!