■スポンサードリンク


金色機械



このページは、小説に登録されている書籍について、小説ページに表示させるメインの書籍を設定するページです。

書籍一覧

2件 登録されています

■金色機械

金色機械
【Amazon】
発行日:2013年10月09日
出版社:文藝春秋
ページ数:445P
【あらすじ】
触れるだけで相手の命を奪う恐ろしい手を持って生まれてきた少女、自分を殺そうとする父から逃げ、山賊に拾われた男、幼き日に犯した罪を贖おうとするかのように必死に悪を糺す同心、人々の哀しい運命が、謎の存在・金色様を介して交錯する。人にとって善とは何か、悪とは何か。

■金色機械 (文春文庫)

金色機械 (文春文庫)
【Amazon】
発行日:2016年05月10日
出版社:文藝春秋
ページ数:486P
【あらすじ】
江戸時代のこと――。 とある川沿いの一大遊郭地帯の創業者の熊悟朗は、人が自分に対して殺意があるかどうかを見分ける能力を持っていた。ある日、熊悟朗の元に遙香という若い女性が訪れる。 遙香は手で触れるだけで生物を殺められる能力を持ち、医師である父親とともに死を願う老人を安楽死させていた。遙香はある日自分が「カワタロウ」と呼ばれ蔑まれた小豆島の流民であり、両親が無残に殺されてしまったために拾われたことを知らされる。遙香はそのことを教えてきた男を殺し故郷を出奔、その後「金色様」と呼ばれる存在に出会った。遙香は「金色様」の導きで捕縛柔術に優れた同心・柴本厳信と出会い、両親を殺した人間の探索を乞う。厳信と遙香は結婚する。その後遙香は夫の厳信が「鬼御殿」の探索に出たまま戻らないので、熊悟朗の伝手で自分を「鬼御殿」に送り込んでほしいと頼み込んだ――。 次第次第に明らかになる因縁の繋がり。そして人々から崇められてきた絶対的な存在の「金色様」とは……? 著者独自の世界観と描写で人間の善と悪に迫る渾身の力作。第67回日本推理作家協会賞(長編賞)受賞作。
※現在選択中です