発行日：1994年05月31日

出版社：新潮社

ページ数：432P

【あらすじ】

小児臨床心理医アレックスのもとに、昔の患者メリッサから電話があった。今は18歳の彼女は東部の大学に合格したが、母を置いては出発できないという。女優だった母親は、ある時顔に酸をかけられ、それが原因で重度の広場恐怖症に罹り、20年間も屋敷から出られずにいる。娘の治療中には遂に現われなかった彼女との面談に、アレックスは成功するが、その後彼女が失踪してしまった…。

発行日：1994年05月31日

出版社：新潮社

ページ数：428P

【あらすじ】

異常に母の身の上を気遣うメリッサ。秘められた家族の謎を解き明かそうと努力するアレックスの前に、大富豪だった父の死後、広場恐怖症の母と二人、広大な屋敷に住み、献身的な執事だけに心を許していたメリッサの孤独な少女時代が浮び上がる。一方、酸をかけた犯人が、13年間の服役後LAに戻ってきているという…。常に弱者の側に立って社会の病理を追求する著者の人気シリーズ。