発行日：1987年01月01日

出版社：実業之日本社

ページ数：204P

【あらすじ】

警視庁の清水刑事は新婚旅行に、東北の鳴子温泉から、最上川下り、さらに日本海の温泉を回るルートを選んだ。東北新幹線を古川で降り、陸羽東線に乗りかえた。彼等と同じように、もう一組の新婚カップルも古川で乗りかえた。その2人も鳴子温泉に泊まるようだった。次の朝、事件が起きた。妻の征子が一人で温泉神社に参っての帰り、何者かに襲われ、ケガをしたのだった。清水夫妻は鳴子温泉にとどまったが、その日、「もがみ1号」で東京の女性が殺害された。旅行中の清水から報告を受けた警視庁の十津川警部も動き出したが…。

発行日：1990年04月01日

出版社：角川書店

ページ数：292P

【あらすじ】

十津川の部下の清水刑事が、27歳になって、見合い結婚した。新婦の征子は健康的な物おじしない、しっかりした女性だった。新婚旅行は、東北の鳴子温泉から、最上川下り、さらに日本海の温泉を回るルートを選んだ。その旅行の途中、同じルートをたどる。もう一組の新婚カップルを見かけた。だが、観光の名所、お湯の噴き出る〈かんけつ泉〉では、相手の夫が別の女と一緒にいた。その後、征子は何者かに襲われけがをし、急行「もがみ一号」の車内で、問題の女性も殺された。清水から報告を受けた十津川警部も捜査に乗り出したが…。トラベルミステリー。

発行日：2007年05月18日

出版社：有楽出版社

ページ数：216P

【あらすじ】

陸羽東・西線を走る急行「もがみ1号」の車中で、若い女性が絞殺された。十津川警部の部下、清水刑事と新妻はたまたま新婚旅行中に、この女性が不審な男と一緒にいるところを目撃する。しかし、男には鉄壁のアリバイがあった。数日後、被害者の兄も死体で発見される。そして、第三、第四の殺人事件が…。容疑者のアリバイを証明する列車トリックを暴くべく、十津川と亀井刑事は東北へ飛ぶ。

発行日：2009年09月10日

出版社：双葉社

ページ数：331P

【あらすじ】

陸羽東線を走る急行「もがみ1号」の車内で、若い女性の絞殺死体が発見された。おりしも新婚旅行で山形を訪れていた清水刑事夫妻は、被害者の女性を事件前に目撃していた。捜査が進むにつれ、犯人と思しき人物には完璧なアリバイが…。