発行日：1991年05月31日

出版社：角川書店

ページ数：298P

【あらすじ】

京都府警の名物刑事、音なし警部補こと音川音次郎が帰ってきた。男手一つで育てあげた一人娘の結婚式の前日、音川は奇妙な自殺志願者と出会う。両親が飛行機事故で亡くなった午後八時十八分になると、決まって死にたくなるというのだ。そして数日後のその時刻、男は本当にビルから転落死した。果たして冥界からの呼声か、それとも仕組まれた殺人か?美人刑事とコンビを組んで、音川の捜査が始まった。久々の登場、『京都殺人案内』シリーズ再開の書下し表題作他、オリジナル短編4編を収録。会心のミステリー。

発行日：1999年09月30日

出版社：光文社

ページ数：304P

【あらすじ】

娘・洋子が結婚。音川音次郎警部補は、男手一つで育てた娘を複雑な心境で送り出した。数日後、京都府警に出勤した音川に衝撃的な報告があった。「20時18分になると死にたくなる」と訴えていた会社員・鈴木道夫が、まさにその時刻、投身自殺を遂げていたのだ!春の怪異か、他殺事件か?…才色兼備の女性刑事とコンビを組んで、音川の推理が冴えわたる。