マスカット・エレジー
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ミステリー好きにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。山崎さんの軽快な文章が、私の肌にピッタリ!てな感じでした。短編7話の構成ですが、それぞれにテーマがあり、主人公が同じですからまるでテレビドラマを見ているように、気軽に読むことが出来ます。最近、赤川次郎を避ける本読みの熟年は多いですが(^^ゞ山崎さんは、お薦めです。現代には絶対いそうもない有吉葡萄(だからマスカットなんですね)消極的で損をするタイプの女性。それから同居している世渡り上手な(初老?!)高岡鮎子。私の身近に実在したら、是非お付き合い願いたい主人公達です。(きっと見た目は、避けてしまいそうな女性なのでしょうけど^^;)鮎子さんが、語りかけます。「なんでもっと生き方を柔軟に出来ないの?・・・お金があるとか無いとかそういうことが幸せの基準になるの?世の中も個人も人生も、たえず動いているのよ。その流れに、もっとゆったりと身をまかせるの。流れを楽しむのよ」本当は、山崎さん自身の言葉なのかもしれませんが、素敵ですよね。解説の中に書かれている山崎さん像“涼やかなサマーセーターを着た美しいお手伝いさん”ますますファンになりそうです(苦笑)。「もちろん、あんたの自由よ。誰といようとなにをしていようと、そこでどう生きるかは自分で決めることだから」爽やか過ぎます。それが読者を引き込む魅力なのかもしれません。続編を読みたいです! | ||||
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ミステリー好きにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。 山崎さんの軽快な文章が、私の肌にピッタリ!てな感じでした。 短編7話の構成ですが、それぞれにテーマがあり、主人公が同じですから まるでテレビドラマを見ているように、気軽に読むことが出来ます。 最近、赤川次郎を避ける本読みの熟年は多いですが(^^ゞ山崎さんは、お薦めです。 現代には絶対いそうもない有吉葡萄(だからマスカットなんですね)消極的で損をするタイプの女性。 それから同居している世渡り上手な(初老?!)高岡鮎子。 私の身近に実在したら、是非お付き合い願いたい主人公達です。 (きっと見た目は、避けてしまいそうな女性なのでしょうけど^^;) 鮎子さんが、語りかけます。 「なんでもっと生き方を柔軟に出来ないの?・・・お金があるとか無いとか そういうことが幸せの基準になるの?世の中も個人も人生も、たえず動いているのよ。 その流れに、もっとゆったりと身をまかせるの。流れを楽しむのよ」 本当は、山崎さん自身の言葉なのかもしれませんが、素敵ですよね。 解説の中に書かれている山崎さん像“涼やかなサマーセーターを着た美しいお手伝いさん” ますますファンになりそうです(苦笑)。 「もちろん、あんたの自由よ。誰といようとなにをしていようと、そこでどう生きるかは自分で決めることだから」 爽やか過ぎます。それが読者を引き込む魅力なのかもしれません。 続編を読みたいです! | ||||
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物語は横浜の山手を舞台に、消極的で引っ込み思案のフリーライター・有吉葡萄と、亡くなった葡萄の父親と娘の葡萄のところへ3年前に転がり込んできた元気いっぱいの初老の高岡鮎子の二人の、身の回りで起きる日常の事件を描いています。7つの物語が連作として描かれていますが、この主人公の二人は性格も行動も全く違い、敵対しているかと思えば、協力し合ったりと、対照的ながらも絶妙なコンビで事件を解決していきます。高岡鮎子の正体は何なのか?も物語を更に面白くしていますが、引き続きこのコンビの関りも読んでみたいと思わせる作品です。 | ||||
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