憐れみはあとに
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ある精神障害者が病院を脱走し、たまたま出会った役者になりすまし・・・というお話。 主人公格の精神障害者がただ「狂人」と書かれるだけで成りすました役者が誰だか最後まで判らず、誰が問題の「狂人」なのかと、その「狂人」が犯す殺人で誰が犯人なのかというフーダッニットで読ませる技巧が巧い作品。作中「狂人」をただ小道具と扱うだけで「精神障害者の狂気を抉る」とかにならないところがフレドリック・ブラウンやロバート・ブロック風で評価が判れるかもしれませんが私は瀬戸川猛資さんが生前よく言っていたみたいでいいと思いました。 晩年の技巧を尽くした作品には劣るかもしれませんが、今読んでも楽しめる秀作。ファンならずとも是非。 | ||||
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