創造士・俎凄一郎 第一部 ゴースト
- 都市伝説 (86)
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 | 2007年09月07日 創造士・俎凄一郎 第一部 ゴースト (講談社ノベルス) 霧雨そぼ降る深夜、一方通行の道路で、霊柩車が消えるという。ケーキ・バイキングのさなかに毒殺された女、狭いビルの間にはさまれたまま死亡した少女、炎上する車に飛び込んだ男…。都市伝説と異様な事件の多い蒼馬市の悪夢に、十年前に少年を轢き殺した男が事故の真相を追うなかで搦めとられていく。天才山田正紀の紡ぐナイトメアへようこそ。シリーズ第一弾。 (「BOOK」データベースより) |
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| どう評価していいのだろう。山田正紀の作品はスーパーヒーローはいないが、個々の魅力的な登場人物たちに惹かれその物語に入り込んでいく。しかし、今回の作品は交通事故で子供を死なせたという重い話から始まり、またそれぞれの人物たちが決して好きになる人物でもない。そうなると読むのが億劫になるはずなのに、そこは山田正紀、ストーリーの展開でいつの間にか読み進んでしまう。ただ、第一部とあるように、以降の話への展開のため、尻切れとんぼになってしまってる。おそらくこれも続編は出ないだろう。そのため評価が出来なくなっている。 ただ、善知鳥悪鳥とは、ミステリーオペラの善知鳥良一と関係があるのかな。 | ||||
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