BAD
- SF (392)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
BADの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良識ある者の嗜む本の内、最高に危うくて悲しい小説ですよ。 昨今は、小説や漫画、ゲームといった娯楽作品が犯罪の原因だと言われ勝ちですけど、そんなのは読み手側が、正常な判断能力の無いまま関わって影響されるのが悪いだけです。 やらかした人間の一人二人がファンの代表格であるかのように取るのは、やめてほしいです。 ところで物語の方ですが、あちらの世界では、こちら世間一般に見る悪辣な犯罪行為が肯定的に行われている状況です。 主人公たちにとっては悪事じゃないというのが、本作品の悲しみを生む要因でしょうか。 彼らは、他人の人権を気にしない分、自分の人権も特には求めていません。現実世界の世間一般では、人権を認める人々も、或いはそうでない人々も、自分自身の人権を守りたがって必死になりますよねぇ。 オチがまた悲しいんです。 自己完結的な「彼ら」の「彼ら」による物語を、そういう形で終わらせるのか……と。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ノワールの極致ともいえるSF/幻想小説です。セックス、殺人、拷問、老人虐待などなんでもありの世界で“世界の秘密”を知りたいと願う若者たちを描いた長編。悪魔やモンスター、一部の悪者だけがそれを実行するという設定ならよく見かけますがここまで人間の負の欲望をストレートに実行する世界観というのも他に類がないのではないでしょうか。“センター”という世界の中心や、閉鎖的な世界は『The End』と同じ類のもので、ある映画と同じタイプのしかけもあります(個人的にはその理由としては本作のほうが妥当なような気がします)。設定的に『バトル・ロワイヤル』に近いものもあります。独特の世界なので実際に世界に浸ってもらわないと説明しにくい部分がありますが、イラストまで含めて“美しいノワール風SF”とでもまとめればいいでしょうか。タイトルの意味も含め、ミステリーファン向けの仕掛けもあります。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|