佐伯警部の推理

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長編
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あらすじ

2025年09月03日 佐伯警部の推理 北海道警察 (角川春樹事務所)

大ベストセラー「道警」シリーズ待望の第2シーズン開幕!!!佐伯宏一が戻ってきた。札幌大通署ではなく、函館方面本部捜査課に、警部として――。厚真で強盗殺人事件を起こした犯人の一人が札幌ジャズバー「ブラックバード」に立てこもり、機動捜査隊の津久井に発砲した事件から約一年。重大事案の検挙実績で道警一だった大通署の佐伯宏一は、それまで受験すらしなかった警部昇任試験を受け合格、警察大学の研修を経て、函館方面本部捜査課に警部として着任した。佐伯が着任した二週間後、青函フェリーターミナルの北側、工業団地の岸壁から変死体が上がった。佐伯は早速、検視解剖が行われている病院に向かう……。(「BOOK」データベースより)

評判

佐伯警部の推理の評価:

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佐伯警部の推理の総合評価:

8.25/10点 レビュー 8件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

久々の佐伯さん、凄く懐かしく面白く読ませてもらいました

何となく、読者がノスタルジーに浸りたくなりました。過去の出来事を思い出したり、後の皆さんどうしたのかしら?とか。
佐伯さんの推理、庄司さんの頑張り。
数時間で読んでしまいました。又,佐々木譲先生
このシリーズ知ってる人も、出て来て楽しませてくださいね。
佐伯警部の推理 北海道警察 (角川春樹事務所) Amazon書評・レビュー: 佐伯警部の推理 北海道警察 (角川春樹事務所)より
B0FPFR7PRK
No.7
(4pt)

定番の面白さ

ストーリー展開が奇抜で一気に読み終えた。
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B0FPFR7PRK
No.6
(3pt)

モヤモヤ

大通署から離れて小説は佐伯警部出ずっぱりになり変化に乏しい。悩みも無くなり捜査に没頭しているだけ。次作は読まないかも。
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B0FPFR7PRK
No.5
(5pt)

ネットでハードカバーの本を買うことはない

佐々木譲先生の作品は時間が経つと有名な書店でも在庫がなくて、どうしても読みたいシリーズの本だったので仕方なくネットで検索して購入。ただカバーがないので私のような神経質な人にはオススメできません。でもそれしか方法がない場合は便利だと思います。
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B0FPFR7PRK
No.4
(4pt)

サスペンス重視の<北海道警察シリーズ>から、より緻密なミステリ的興趣に富んだシリーズへ

「北海道警察 11 警官の酒場」を読んだのは、2024/2月。その後、<北海道警察シリーズ>が終わってしまったことへの惜別を込めて、「憂いなき街 新装版」を再読したのが、2025/7月。"My Foolish Heart"が響いたばかりでした。
 まさか今回<北海道警察シリーズ>からスピンアウトして新しい<道警・函館方面本部シリーズ>が開幕するとは(笑)。意表をつかれて少し悔しい感じさえします。
 舞台は、札幌から函館へ移行。
 あの佐伯宏一は、警部昇任試験に合格し、札幌大通警察署刑事三課から、函館方面本部捜査課課長補佐として函館方面本部へと着任します。人口はサバーブを含めて三十万人。早々に事件が発生。函館港の埠頭に面する工業団地の岸壁で変死体が発見されます。前夜、喧嘩があって人のようなものが海に投げ込まれたとの通報があり、その朝、或る家族から年寄りが昨晩家に戻らなかったという問い合わせがありました。その年寄りの特徴は、変死体のそれと一致していました。佐伯は、これからのシリーズを背負う一人となるのか?バディの庄司巡査長と共に事件解明に向けて捜査を開始していくことになります。それはどのような事件なのか?一人の老人はいかなる理由によって殺害されることになったのか?興味は尽きませんが、スリラーですからそれをこれ以上話すわけにはいきません(笑)。
 いくつか本書の美点を挙げましょう。
 私に土地勘はありませんが、作者は「函館」のストリートをアクチュアルに描き尽くそうとしています。何故なら、ストリートが魅力的ではない警察小説は存在しないように思えるから。因みに佐々木譲によって語られた最も美しいストリートは、「抵抗都市」の首都・東京でした。
 殺人事件がメイン・ストーリーではあるものの、サブ・ストーリーとして小さな原付窃盗事件も語られ、その事件もまた佐伯の推理によって解決へと導かれていきます。その道筋には、佐伯の<警察官の矜持>を感じさせる清朗な味わいが持たされています。
 メイン・ストーリーはどうか?少し杜撰な事件であるようにも感じられますが、結果的にそのことがリアリティを持つことになったのでは?と勝手に解釈できたりもします。現実には、完璧な事件など起こりようがないのだから。
 そうは言っても、アリバイ崩しに纏わる謎について新味を持たせつつ、数多くの街頭カメラを駆使した分析捜査のディティールによって裏付けられた事件は、決して浮世離れしたものではなく、これもアリだなと思えるような<Why-Done-It>になり得ていました。つまり、サスペンス重視の<北海道警察シリーズ>から、より緻密なミステリ的興趣に富んだシリーズがこれによって開幕したように思えます。
 さて、佐伯は「函館」に自分の居場所を見出そうとしていますが、そうすると札幌にいた或る女性刑事の存在はどうなってしまったのだろうか?何か私が読み逃したのだろうか(笑)。途中、馴染み深い札幌大通警察署の面々の音信が語られますが、津久井はどうしているのか?これも私が読み逃したのだろうか?それともこれとは別に、"ミスティ"に彩られた津久井を主人公にしたマッチョな警察小説シリーズがこれから創出されていくのだろうか?興味は尽きない。
▫️「佐伯警部の推理 道警・函館方面本部」(佐々木譲 角川春樹事務所) 2025/9/23。
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