知られざる名探偵物語



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    初公開日(参考)1987年03月
    分類

    長編小説

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    知られざる名探偵物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    1987年03月31日 知られざる名探偵物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    名探偵―ミステリ・ファンにとってこれほど魅力的な響きを持つ存在はないだろう。本書には、ミステリを語るうえで欠くことのできぬ7人の名探偵が登場する。しかも、ホームズ引退後の事件、ポアロの生涯の全貌、マーロウの秘密などマニアでも知らない、名探偵の意外の素顔、語られざる事件、驚くべき真実が次次と明らかにされるのだ。博覧強記のシモンズが、贋作、論文、会見記など多彩なスタイルと語り口で紹介するエピソードの数々。世界的に高名なイラストレイター、トム・アダムズのカラーイラストを添えて贈る、名探偵ここだけの話。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    知られなかった名探偵の姿

    名探偵の伝記を描くという趣向の本書、とりあげられた名探偵は、シャーロック・ホームズ、エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、メグレ警視、エラリイ・クイーン、ネロ・ウルフ、フィリップ・マーロウのミステリファンなら納得の人選の七人。彼らの知られなかった子供時代や引退後の姿が垣間見れる、なんとも楽しい一冊になっています。作者はミステリ作家・評論家として著名なジュリアン・シモンズだけあって、引退後の事件を書いた小説だったり、シモンズ自身が名探偵の助手だった人にインタビューした形式だったり、回想録だったり、調査報告書だったりと、それぞれに工夫が凝らされています。特にエラリイ・クイーンの章、エラリイに隠された真実を探っていくのですが、小説の記述を元に推理を積み重ね、ついには本当の姿を見つけ出すくだりは、ヘタなミステリなど問題にならないくらいおもしろく、作者・評論家としてのシモンズの力量が十分にうかがえる一章になっています。残念な点が二つ。一つはとりあげられた七人の名探偵のミステリをある程度読んでいないと、おもしろさが十分に伝わってこないこと。まあ、本書を手に取る人にそんな人はいないでしょうからいらぬ心配でしょうが。もう一つは、探偵の肖像のイラストを入れたこと。イラスト自体はとてもキレイなものなのですが、名探偵に対して抱いているイメージ像は、同じ文章を読んでも人それぞれ違うもの。いくら小説にある記述をもとにしているとはいえ、そのイメージを壊してしまいかねません。イラストと思い描いていた探偵の姿がピッタリだという人ならかまいませんが、そんな人は少ないでしょう。これは必要なかったなあ。
    知られざる名探偵物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:知られざる名探偵物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4150765014



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