神酒クリニックで乾杯を: 天久翼の読心カルテ
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種別
長編
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あらすじ
評判
神酒クリニックで乾杯を: 天久翼の読心カルテの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
神酒クリニックで乾杯を: 天久翼の読心カルテの総合評価:
7.48/10点 レビュー 42件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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推理小説(医療ミステリー)である鷹央シリーズとは異なり、こちらはハードボイルド小説です。
なので、医療ミステリーの要素は薄く、医療知識も最小限です。
翼の読心術にシャーロック・ホームズみたいな種明かし(根拠)がないので説得力に欠け、そもそも翼が主人公ではないので読心カルテはメインフレームとは言えません。
それでも、話としては面白かったです。
興味深いのは、以下のように鷹央シリーズ初期の登場人物を分解して再構成してある(と思われる)ことです。
神酒=鷹央=トラブル好き、行動力、天才医師、リーダーシップ、警察との連携+鴻ノ池の戦闘力
勝己=小鳥=振り回される常識人という役回り、惚れっぽさ、格闘家、挫折した腕の良い外科医
ゆかり=小田原(産婦人科医)=陽気さ、自称28歳、姉御肌+真鶴の鷹央(翼)に対する折檻+鴻ノ池の筋肉フェチ
黒宮=鷹央=記憶力、似顔絵などの天才性、映像記憶
真美=真鶴=真面目さ、勝己に想いを寄せられる存在、神酒(鷹央)の理解者+鴻ノ池のスピード狂
翼=鷹央=外見、空気の読めない鷹央をひっくり返した人の気持ちが分かり過ぎる精神科医、鷹央ほどの天才性はない
桜井=鷹央シリーズのまま
翼は御子神氷魚と重なります。『羅針盤』は『翼』より後年の出版なので、御子神のモデルが翼なのかも知れません。
また、雪子も鷹央シリーズのサイコパス的な犯罪者の原型に思えます。
以上、鷹央シリーズの登場人物が転生してハードボイルドしているような錯覚を覚えます。
秘密診療所、VIPの極秘手術、移動手術室とかは現実味に欠けますが、『ブラックジャック』と同じ演出効果と思えばよいでしょう。
次も期待します。