荒野の顔
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だしてますが、まだ読んでおりませぬ。 ひとにすすめられるとすぐに影響されます ゆっくり読みたいと思います ありがとうございました。 | ||||
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探偵を辞めて砂漠で暮らす主人公の元にテレビレポーターが訪ねて来て・・・というお話。 依頼人が現れ、探偵が調査に乗り出し、やがて錯綜する人間関係に揉まれながら事件の真相に辿り着く・・・という展開は私立探偵小説/ハードボイルドでは類型的な展開ですが、本書もその通りの展開でよくある私立探偵小説/ハードボイルドに見えますし、実際そうですが、本書の場合、登場する人物の錯綜ぶりが凄く、ある人物が実は別の人物だったり、ある人物の名前を別の人物が騙っていたりとかなりややこしい展開で話が進み、読後よく理解できなかったという声を翻訳当時よく聞きました。実際に私も今読み終えて完全に本書を把握できたか、読解できたか自信はありません。 評論家の人によるとこの人間関係の錯綜ぶりは意図的な物で、著者のロス・マクドナルド志向の表れだとのことで、著者はロス・マクドナルドの評論を書いている位ロス・マクドナルドに傾倒している為、敢えてこういう小説に仕上げたとのことです。それを読んでなるほどと納得した次第ですが、いくら何でも錯綜しすぎではないかと思えたのも真実でした。でもまぁこういうロス・マクドナルドが好きという所は私も共有しているので、そういう価値観を大事にしている作家がいるという事は素直に嬉しいです。それもロス・マクドナルド・フォロワーのエピゴーネンに終わらず、本質を理解して発展・継承しようという意気込みが伺える作風なので単純に喜びました。 ただ、あまり売れなかったせいか二作で翻訳が止まってしまったのがとても残念で、まだ続いているのなら翻訳を再開してほしいシリーズ第一位であります。 ロス・マクドナルドの正当後継者かもしれない作家の力作。機会があったら是非。 | ||||
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