ロシア黙示録
- 社会派ミステリ (199)
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予想通り。 | ||||
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筆力に圧倒されました。日本のフォーサイスと呼んでもいいのではないでしょうか。読んでいてぞくぞくっとくる箇所が随所にあります。それにしてもソ連貿易というのは命がけだったんですね(今はそうでもないようですが)。ただ、何箇所か(はからずも主人公が受け取ってしまったお金の処理の仕方とか)納得がいかない箇所はありました。作者はもうお年であまり書かないとのことですが、私は新作が出るのを期待してやみません。 | ||||
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冷戦時代、日ソ貿易に携わるソ連滞在の商社マンが、スパイ戦に巻き込まれていく様子を描く本です。ハラハラドキドキは、少ないですが、冷戦時代のソ連の様子、ソ連滞在のジャパニーズ・ビジネスマンの様子、仕事の中で、巻き込まれて行く様子、主人公の運命が気になり、結局、一気に読みきりました。筆者の力量か、とても作り話とは思えない話でした。 | ||||
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冷戦時代、日ソ貿易に携わるソ連滞在の商社マンが、スパイ戦に巻き込まれていく様子を描く本です。ハラハラドキドキは、少ないですが、冷戦時代のソ連の様子、ソ連滞在のジャパニーズ・ビジネスマンの様子、仕事の中で、巻き込まれて行く様子、主人公の運命が気になり、結局、一気に読みきりました。 筆者の力量か、とても作り話とは思えない話でした。 | ||||
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舞台は1960年代のソビエト連邦モスクワ、登場人物は日本商社員の主人公とその周辺人物(日本人およびロシア人)で、主人公がハメられた事件へ向かって物語(回想)が進む。冒頭と最後は、時代が進んで現在(小説内での)の話である。主人公のからむ会話やモスクワの街の描写では、折々、うまい調子で、社会主義国家ソビエト連邦が語られている。目立つのは、その国家体制と権力構造だ。役人のわいろねだりとそれを厳に禁ずるソビエトの法律をさらっと述べる。そしてやがて、主人公は巧妙にしかけられた陥穽に陥る。仕掛けたのはロシア人たちだけだろうか、とやがていぶかしむ主人公。ブレジネフの名やゴルバチョフ、ライサが登場するのは、この小説により真実味を与えている。現在から過去に戻り、そしてまた現在に戻る、そういう物語の組み立てが良い。最後の一行には、思わず身の毛がよだった。この作品での話の怖さは序の口で、ソビエトからロシアに変わった現在こそにさらなる恐怖が存在するのだろう。怖いのはこの作品中にあるのではなく、作品冒頭と最後の一行に続く「その後」であろう。ぜひ著者に続編を期待する。私は、ロシア語を学びたく、1970年代の後半に外国語大学のロシア語学科を受検した。実際はほかの進路を選んだものの、もしもロシア語の道を選んでいたら、社会に出て仕事での任地としてソビエトへ赴くであろう可能性は高かっただろう。つまり、私が主人公と似た境遇に身を置いたかもしれない。そんなことを考えた。読後、著者の「最後の逃亡者」を求めて新書店をまわっても見当たらず、古本店をあちこち巡り、ようやく昨日、その文庫版を手に入れた。 | ||||
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