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花筏さんのページ
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B 6.40pt 6.44pt 3.96pt「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。
B 6.40pt 6.12pt 4.45pt月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。
B 7.22pt 6.64pt 3.73ptカウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。
B 7.55pt 6.87pt 3.95pt表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。
青春ミステリーのホロ苦さを感じる作品
(花筏)米澤穂信の『春季限定いちごタルト事件』 に続いて、青春ミステリー小説を読んでみました。今回は、吹奏楽部を舞台にした短編連作作品です。タイトルになっている『退出ゲーム』が一番楽しく読むことができました。謎解きの面白さはもちろん、キャラクターのイメージがすぐわいてくるような展開で、映像化しても楽しめそうだな、と思いました。後半の想像以上に重いテーマは驚きましたが、学生ゆえに自分たちでは解決できないもどかしさがとてもよく伝わります。現実にはこんな場面に直面することはないのですが、なぜか自身の学生時代を思い出しました。学校という枠の中で守られながら、でも外には出ていけない、そんなホロ苦さを感じることができました。