特別法第001条 DUST

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

特別法第001条 DUSTの評価:

2.72/5点 レビュー 69件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.72pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 101〜105 6/6ページ
No.5
(4pt)

まさに近未来おきうるバトルロワイヤル

こんなことが、おきうるのだろうか。タイトルにもある[DUST]法。こんな国民を捨てる法律ができてしまうのは考えられないことだが、本当に国として追い詰められた状態に陥ったらこれは100%ない話ではない、とも思う。
 著者の奇天烈な発想には驚かされる。発送もそうだが、ストーリーもなかなか面白い。捨てられ、見捨てられた主人公は無人島に移送される。彼らを待っているのは確かにつらい、体験ばかりだけど、中には最愛の人との出会いなどもあり、あったかくもあり、切なくもある。総合して言えば、苦しいの一言に集約された。人間って他の生命に比べてホント残酷だっていわれるけど、彼らの、主人公たちのやっていることは残酷という言葉を浴びせて、片付けられるものじゃない。あくまでこれは読んだあと感じた自分の小言だけど。山田悠介の流れるような展開のストーリーはこの作品にもあり!他にも山田悠介さんは現代社会の問題をいくつかあげ、それについて自分の考えを作品の中にあげている。
生きてくことで感じる、苦しさ、難しさを読んでてリアルに感じる一方、僕たちが生きていく、ということを必死で考えるきっかけにもなる一冊。ちょっとだけ長編でしたけど読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。
特別法第001条DUST Amazon書評・レビュー: 特別法第001条DUSTより
4286000052
No.4
(2pt)

山田作品としては…

マシな方なのかな?
『リアル鬼ごっこ』からこっち、山田作品は売り上げとクオリティが比例しない物の代表例としてヤリ玉に挙げられてきたが、今作でもそれは変わりません。
『DUST』に限らず山田作品の多くに共通する点は主人公が甘ったれであること、大して意外でもない意外な結末に固執して状況を悪化させることですが、そういった意味では今回も山田テイスト全開の作品に仕上がっています。
特別法第001条DUST Amazon書評・レビュー: 特別法第001条DUSTより
4286000052
No.3
(2pt)

なんで?

前回よりは確かに面白くなってはいる。時代描写もいいし、生命の誕生もよかった。が!!犯罪者をここまで持ち上げるのはどうなのだろうか。それに、島に行くようになったのも自業自得。それを美化しようと家族愛に、走ったようにもみえなくもない。dust法は間違ってるが、主人公の怠慢な生活はもっと間違えている。泣いてばかりだし、甘えることしかしない。しかも、いくら子供を奪われたからといって国のせいにするなよ。元を正せば自分の生活が原因じゃないか。うまく纏めているだけに、もう少し主人公を強く描いてほしかった。
特別法第001条DUST Amazon書評・レビュー: 特別法第001条DUSTより
4286000052
No.2
(3pt)

おもしろい!!

私は山田悠介の本はすべて読んでいるが、今回の本は前作の『スピン』よりは面白いと思う。前作がつまらなかったせいか余計に面白く感じた。
この作品は山田悠介の代表作の『リアル鬼ごっこ』に似ていて得意な形だと思う。
人とのつながりや家族愛には感動したけど、もっとどんでん返しが欲しかった。しかし描写もうまく出来ていると思う。でも時代の描写の部分はそこまで発展しているのか疑問です。
孤島の部分が500日もあるのにその部分のページがもう少し欲しかった様な気がする。
特別法第001条DUST Amazon書評・レビュー: 特別法第001条DUSTより
4286000052
No.1
(3pt)

最悪の法律、可決!!

 道を踏み外した近未来の国家が打ちだした"最悪の法律"に巻き込まれた人々の姿や悲劇を描く、山田氏得意(?)のサバイバル小説です
 山田氏最大にして(人によっては)唯一とも言われる着眼点の面白さや、ストーリーのオリジナリティといった要素はこの本にしても未だ健在です
 ただ、その着眼点の面白さに釣り合わない文章力の低さも未だ健在…。読みやすいと言えば聞こえは良いかもしれませんが、その文章力・表現力の低さのせいでストーリーに躍動感や緊迫感のようなものを感じられないのは、サバイバル小説にしては致命的だと思いますね
 折角、もっと力のある作家ならこの本の2倍のページ数で、もっと面白く描けそうな内容なのに残念です。この人は、文章力で損してますね……
 あと、もっと島でのサバイバルをクローズアップして描いたほうが、もっと話にまとまりが生まれてたと思う。島でのサバイバル生活と、帰国後の主人公らの苦難を半々で描いた結果、中途半端なストーリーになってしまっているのだと私は思いました。例えば、島でのサバイバルに焦点を定め、ヒロインとの間に産まれた子供を通してこの世の地獄である島での生活に希望を見出していく…そんな完結だったなら話にまとまりもあって評価はもっと高くできたと思います
 尚、デビュー作「リアル鬼ごっこ」のときよりも、少なからず着実に力を付けていると思いますよ。そのうち、もしかしたら文句なしの傑作を生み出してくれる作家かもしれませんね
特別法第001条DUST Amazon書評・レビュー: 特別法第001条DUSTより
4286000052