■スポンサードリンク
ラベンダー・ドラゴン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ラベンダー・ドラゴンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英国文壇の最長老と呼ばれたイーデン・フィルポッツの異色作。 悪名高いドラゴンに挑んだ騎士は、何故か、ドラゴンに攫われ、ドラゴンに食べられた筈の人々と再会する。 そこは、フシギな温かさを持つユートピアであった。 医者に止められていながら、好物の砂糖菓子についつい手を出してしまう一方で、穏やかで豊富な教養を持つドラゴンが築いたユートピアを描いた作品です。 人間以外が統治する都市の是非、住人達の営みから浮かび上がる人の本能、キリスト教徒以外を認めない僧侶の存在など、純文学的要素が色濃い作品です。 どこかユーモアを込めて描いており、文体も平易ですが、ある意味では、深遠な哲学書とも言えます。 単純に物語としても十分、ウィリアム・モリス等と比較する哲学書としても読める、面白い作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!