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七人の使者・神を見た犬
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七人の使者・神を見た犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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独特の怖さがあり引き込まれます。 | ||||
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光文社古典新訳文庫の「神を見た犬」との重複も少なく、ブッツアーティのファンなら二冊とも揃えていいと思います。 | ||||
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全く同じレビューされている方がいますがジャケ買いです、作者がいつのどこの人かも知らず、 意味深なタイトルにも惹かれて書店で購入しました。 物語の構成は現代的で、観念的とすら思えますが、ファンタジックな舞台と奇妙な調和をなしていて、 なんともいえない世界観を形成しています。 表題作はもちろんですが「竜退治」「聖者たち」は出色の作品と思います。 本書は十数編の短編がありますので、賛否はあるとおもいますがなにか心に引っかかる作品は 見いだせるのではないでしょうか。こういうマイナー作品を翻訳出版する岩波文庫にも敬意を表します | ||||
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心の中の不安な部分を拡大して、ますますその奥に引き込まれてしまうような、興味深く不思議な短編集。舞台は砂漠、岩山、町などさまざまで、レトロなようでもあり近未来のようでもあり、知らず知らずいろいろな風景と空気感につつまれる。短編なのにその中を流れる時間はとても長い。 表題作に心引かれて買ったが、他の作品も、熱にうなされて見る夢のように、不安をかきたてられて、ハッピーではなかった。だがものすごくおもしろかった。読み終えるのがもったいなく、まだ1話読み残してある。 無人島に20冊の本を持っていけるならこれも必ずリストに入れる。トップ10に入れないのは、毒性が感じられるから。 心が弱っているかたは読まないほうがいい。 | ||||
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この表紙、何度見ても素敵。 作品は読んでもどこが良いのかあまり分かりませんが、つまらなくて途中で止めてしまうということはないので、やはり魅力があるのだと思います。 | ||||
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他には何も期待してなかったのですが・・・ 結果的に大当たりでした。 他の話も面白いし不思議と何度も読み直してしまう程に色んな話に引き込まれました。 興味が欠片でも沸いたらこの本を読まないで満足するより読んで後悔した方が良いと思います。 基本的にこの本を読んでも後悔しませんが。 | ||||
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たしかに人物たちの陥る状況はカフカに通じるものがあります。 しかし、登場人物たちの奇怪な言動、不気味なユーモアなどは、カフカに比べると少し物足りなかったように思いました。 それでも面白く読めたので星4つ | ||||
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表題作でもあり、巻頭に置かれた「七人の使者」以外は知らない状態で手にしました。この作品の芒とした寂寥感は見事で、その他の作品への興味をかき立てる導入としてふさわしいものです。 その他の作品の中でも、はっきり認めたくないような不安や漠然とした恐怖を描いたものは非常に秀逸だと思います。個人的なイメージでは、芥川の初期作品から理が勝ちすぎる尖った印象をとったような...尖っていない分おとなしいけれど、それでも魅力は十分あります。 一方で、もっと具体的な恐怖や愛憎など、言ってみればよりわかりやすい人間的感情を描いた作品は今ひとつ、というのが正直な感想です。玉石混淆といってしまうほどの駄作では決してないのだけれど、なんというか手際のよさがあまり感じられず、他にもっとうまい作家がたくさんいるよな、と考えざるを得ないのです。 むしろ平均点の作品がないからこそこうした生意気な感想も出てくるので、短編集としては成功していると思います。 | ||||
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これがお薦めでなければ絶対読まなかったでしょう。基本、怪奇にスリラー物しか読まないからですが。著者についても初めて聞く名前でした。 実に面白い小説です。まだ完読はしてません。七人の使者を読んだ時には、もしかして失敗した買い物かもと思ったくらいです。ところが次の 大護送隊襲撃でグッと心を捕まれ、三話めの七階でノックアウト!此れはカフカの世界ですね。この作者は凄いじゃないのと感動です。で、 気になっていたタイトルの神を見た犬を読みました.結末はこうなるだろうと分かっては居たものの、主人とその飼い犬の事を思うと涙がでました。作者のブッツァーティは実に妙を得た小説家であると思います。薦めてくれたアマゾンさんに感謝です。 | ||||
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たたーる人よりは面白く、興味深く読めた。 「それでも戸を叩く」「七階」などは、なんとなく、南米系の短編に似ているのだが、 コルタサル、パス・・ 自分ではこう、見えている、確かに感じているはずなのだが、 ”まわり”がそう思ってない、そうじゃない、あるいは、現実(小説だからフィクションなわけだが、) が主人公に味方をせず、不思議な見方を示唆するという設定が得意らしく、 それが結構、面白く読める。 解説が非常に豊富で分かりやすくてよい。 こういう傾向は大歓迎です。 「神を見た犬」は中世ヨーロッパから引き継がれる、小さな村中で、教会の”鐘が鳴る”という、 「世間」の構造を取り入れている。世間の暗黙の周知という目が在り、了解が在る。 これは、なかなかのもの。。 | ||||
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