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(短編集)
エブリ リトル シング クワガタと少年
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エブリ リトル シング クワガタと少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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奇跡というものは普段自分の外にあると、人は思っているかもしれません。 けれど、青い鳥がほんとは近くにいたように、奇跡を起こすのは自分の中のささやかな「リトリシング」なんですね。 人は皆奇跡を起こす力を持っている。ただ、それに気付くか気付かないか。複雑に絡み合う6つの物語を読み進めるうちに、もうすでに、7つ目の奇跡の主人公になっている。 帯にありますが、ほんとうに、本を閉じた瞬間に自分の中から不思議なエネルギーがわいてきます。 | ||||
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短編小説なのに、長編小説でもある不思議な小説 小説なのに、自己啓発書でもある 自己啓発なのに、感動して涙が出る 僕がすごいと思ったところは・・・ 第1話の無邪気な小学生のデーパートでの買い物のお話し 第2話は貧乏な中学生のお話し 第3話が嫌われ者の高校生のお話し 第4話は大学生のアルバイト先でのお話し 第5話はトップセールスマン(社会人)の昇進の話し というように一つひとつがまったく別世界の話し そして時代も違う なのに、第六話で・・・ まさに、時空を超え、一つの世界に・・・ おっとこれ以上はナイショにしておいたほうがいいかな? | ||||
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人はつながっていると言われます。 しかし、身近に接している人はともかく、会ったこともない人と自分がつながっていることを実感することはできません。 しかし、人は確かにつながっているのです。 ひとりの少年の小さな勇気とやさしさが、これほど多くの人に勇気とやさしさを与えることができるのかと実感できる作品です。 もちろん、少年は自分の行動が人に与えた影響を知りません。 しかし、いずれ気づくときがあるでしょう。 なぜなら、世界はつながっているから。 物書きの端くれとしては、大村さんに嫉妬します。 高度な技法だけでなく、人間を描く奥深さに嫉妬します。 読んだあとに、すぐ続編を読みたくなる本は少ないものです。 貴重な本に出会えたことを感謝します。 | ||||
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5本足のクワガタから端を発した物語が次から次へと新たな展開を繰り広げるオムニバス小説。 全部で6話ある短編小説が見事にからみ合って読者に人生の教訓を訴えてきます。 一話一話の完成度も高く、必ずその中に人生に対する「教え」が隠されています。 最初の短編小説「クワガタと少年」に出てきた主人公の少年は、その後直接的には現れませんが、残りの短編小説に大きな存在感を与えています。 そこのところの技法は見事としか言いようがありません。 それぞれの物語で主人公を支える人物のやさしさを垣間見た時、心の底からなんとなく暖かいものがこみ上げてくるのを感じました。 意外な展開の連続で、最後の一話を読み終えたとき素晴らしい一本の小説としてその姿を現します。 一度読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。 | ||||
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