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ズッコケ熟年三人組
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ズッコケ熟年三人組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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続いた中年シリーズもこの熟年三人組で完結のようです。 なつかしく読めてよかったです。 小学生の彼らが活躍するシリーズも読み返したくなりました。 | ||||
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小学生のころから読み続けた「ズッコケ三人組」のシリーズがついに完結です。 あのころは小学生だったハチベエ・ハカセ・モーちゃんも今や50歳・・・彼らと一緒に読者の私たちも年を取りましたっw 自分が幼い頃にこのシリーズと出会い、読書することのワクワク感を教えてもらい、 ともに成長できたことを一人の読書好きとして本当に幸せなことだったと思います。 だけどこれはやはり児童文学のクオリティであることは認めざるを得ません。 普段大人向けの小説を読んでる私にはやはり少々子供っぽく、刺激が足りない。 シリーズ全体としてではなく、これ一冊で評価するとなるとまったく面白くありませんでした。 このシリーズは私にとってとても大事なものであることは確かだけど、 正直、小説としては「これが最後なのか・・・」と悲しくなるような出来です。 ということで、本編より作者のあとがきの方が心にしみます。 たしかに私も「大人になった三人組」は見たかったけど、 「老いていく三人組」は見たくない。 いつまでも小学生のころの輝きをそのままに・・・・三人組は私の中で永遠にあの頃のままであってほしいのです。 | ||||
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小学生時代に夢中で読んでいたものの,中学生になって読まなくなった ズッコケシリーズ。 親になったことでまた児童書にふれる機会ができ, 中年シリーズが出たことを知りました。 それ以来,あらためて読み直し始め,今回とうとう最後の作品に。 大人になって読み返してみると, シリーズのどの本も構成が甘く,細部が練られていないと感じます。 言い方は悪いですが,所詮子ども向けだなと。 最近の作家がすごいのかもしれないですね(当然,最近の作家でも すごくない人はいると思いますが)。 といっても小学生の頃は,ワクワクドキドキして読んでいたので, 子どもには魅力があったのだと思います。 私のなかでは良いイメージと残念なイメージが混ぜこぜになっていて 複雑な感じです。 さて,本書について。 モチーフは,2014年に起こった広島の土砂災害。 6年1組の面々,「ズッコケ心霊学入門」に出てきた恒川浩介が出てきますが, 話の本筋とはほとんど関係ありません。 ミステリー性もなく,話として面白味はほとんどなかったように思います。 シリーズに関係なく,単独で出されていたら かなり評価が低いものになっていたように思います。 本書はズッコケシリーズの最後の本です。 そのことを考えれば, 小学生時代のように生き生きとしたハチベエ,ハカセ,モーちゃんなど, これまで多くの読者を惹きつけてきた登場人物たちを描いてほしかった。 正直なところ,ズッコケシリーズは巻を重ねるごとに, 質が落ちていったように思う。とくに中年シリーズになってからは。 世間が求めるレベルが高くなったことと, 著者に大人向けは難しかったことなどが原因なのではないかと思います。 残念な内容でしたが,あとがきを読んでこれで「終わる」のかと思うと, 寂しさを覚えました。 なんだかんだで私の中に大きなものを残したシリーズだったと感じました。 我が子にも薦めて,一緒に話をしたいと思う。 那須さん,長い間お世話になりました。 | ||||
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最後の最後ですが、まったく面白くありませんでした。 自分は前作のロマノフ王朝の話があまり好きではなかったので、 その話を序盤から引きずってるところがすでに嫌でした。 あと、ネタバレを避けて書きますが、 自分はミステリー系統の流れで人が死ぬのは好きですが、 それ以外で死ぬような展開や描写はあまり好きではありませんので、 どんどん個人的につまらない展開になっていき、 最後はお約束のような同窓会を開いてハイ終了という… はたしてこの物語は面白いのでしょうか。 「ラスト」という枕詞が付いてるから読みましたが、 これが通常時の作品だったら、 中年シリーズの中では、凡作過ぎて話にならない出来だと思います。 ただ、自分には子供がいないのも要因にあるかもしれなく、 ご家庭があり子供を育ててる親とかが読むとまた違った感想になる筈です。 つまりはそんな展開なのです。 総じてズッコケ中年シリーズは、家族や子供関係の描写や苦悩も多いので、 そこらへんが幸にも不幸にもフリーな立場の自分のような読者は、 そもそもが100%楽しめる土俵に無かったというのも、総評になります。 それを改めて突きつけて来るような内容でした。 でもそんな作品だからこそ、 「ラスト」という事実をすんなり受け入れる事が自分はできました。 そして、子供時代のズッコケシリーズが色褪せる事はありません。 | ||||
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